中山正暉の発言 (行政監視委員会)
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○国務大臣(中山正暉君) 先ほどからこの道路、最初の見込みと大分違うじゃないかというお話でございますが、日本のバブルが崩壊した原因というのは、私は、ベルリンの壁の崩壊、あれでロシアがヨーロッパになだれ込む、東ドイツがどうなるんだということで心配をしたいわゆるヘッジファンドの連中が、日本にあった二千億ドルぐらいの短期の資金をぱっとヨーロッパにシフトした、これが十年ぐらい前のバブルの崩壊だったと思っております。
それから二回目は、私はこれはいつも持論で言うのでございますが、この間経済閣僚会議のときも自民党の野中さんがちょっとヘッジファンドの問題に触れられましたが、まだ世界でこれを規制しようという風潮にはなっておりません。しかし、ジョージ・ソロスというような人が、例のマレーシアのマハティールのジョージ・ソロスにやられたといった発言がありましたが、あれも一昨々年でございましたか、香港の返還が七月一日、それから十月二十日と二十三日にモルガン・スタンレーのバートン・ビッグスという戦略部長がアジア投資をゼロにしろという電子メールを二回世界じゅうに打っておりまして、これが七百二十億ドル、アジア投資が半分になってしまいました。
私は、そういう世界情勢の変化みたいなものが日本のバブルの変化だったと思いますから、その前に経済がどんどん伸びていく、いわゆるバブルで日本がこのままいけば大したものになるという見込みを立てたときに、このぐらいの量が動くだろうということの見込みを立てておったのはあながち政治家の目標として、今こそ投資、だから建設国債というのが六十年の償還になっている意味は、今の人たちが負担しているのではない、後世、今生まれた人も六十年後まで負担してもらおうという形になっているということでございます。
先生もアメリカで赤旗特派員を三年間もやっていらっしゃいましたから、ニューオーリンズのあのばかでかい長大な海の上をまっすぐ走る道路なんというのは、こんなものは何のためにつけたのかなと私もニューオーリンズに行って思いました。ですから、やっぱり大アメリカの投資なんですよね。日本の二十六倍ある国が、土地もいっぱいあるのにあんな島にまで長い長い延々と007の舞台になるようなあんなものをつける。そうしたら、この狭い国に住んでいる日本が東京の向かい側であんなに土地の遊んでいるところに何もかけないでじっとしているなんというのは世界から笑われますね。
特に道というのは、私いつも言うんですが、昔の道というのは美しく知ると書いて、万葉集なんかでは道というのはこれは美しく知る、訪ねていったら美しい景色に会える、それで「美知」とつけたと。それから、今の道というのはしんにゅうがないとさらし首になる、こう書いてあります。
ですから、これは政治家同士議論をする場に今度の国会は改革されましたのでこれははっきり言っておかなきゃいけませんが、共産党が三十年来仲の悪かった中国と仲直りされましたが、李鵬さんが来て、あのアクアライン、これはすばらしいと。この間マレーシアの建設大臣も来られましてペナン島にこれとまねをして橋をかけろとマハティールに言われているという話をされました。
ですから、これは今の投資、新幹線も三十九年にできたときには何でこんなばか高いものをつくるんだということでしたが、今これが日本経済が世界で第二位になるもとになったと思います。
ですから、先生も細かいことをおっしゃらずに、お若いんですからもっとどんと大きく将来を見て、それは今は苦しいかもわかりませんが、成田の市長からも二十二日か二十三日に会ってくれといって、あの辺の市長さん方からも早く東京の外環道路をつけてくれということを私は言われておりますので、そういう意味で先生もひとつどんと構えてください。