加藤卓二の発言 (国土・環境委員会)
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○政務次官(加藤卓二君) 田村先生のおっしゃること、本当に大事なことをずばり今申していただきました。
私も、ドコモという会社ができるときに大分みんなにいろんなことを心配されたんですが、携帯電話というのは普及するよというアメリカ人の話をそのまま私は国会の中で一生懸命しゃべってきてみて、結果的には先進的なアメリカを追い越した日本の携帯電話というのは世界一になったのと同じように、このITSも多分私は先生が考えているように日本の構造を変えるぐらいの大きな産業になるんじゃないかなと。
六十兆円と、こう申しておりますが、正確に言うと、二〇一五年までには一兆二千億円ぐらいの渋滞解消効果が出てくるとか、それから交通事故は八割以上なくなるだろうとか、環境調和型の交通システムで燃料のむだがなくなるのでCO2の排出量が大変減るでしょうとか、市場の問題では雇用創出効果というのは大変あると思いますが、六十兆円の新たな市場の創出は、これは十五年間に起きてくる。しかし、この内容を見ていると、ITSの情報通信サービスで三十兆、それから端末機で十八兆円、ITSの交通システムで十兆円等、全産業においては百兆を超える金額が予想できる。こういうことで、雇用に関しても二〇一五年までには百万人を超える雇用が創出できるんじゃないか、こう思っております。
建設省といたしましても、ITSは、渋滞、交通事故、環境悪化等の道路交通問題の解決のみならず、物流の効果や新たな産業の創出をもたらし、生産性の向上を通じ、産業構造の改革推進の幅広い経済効果が期待されていると認識しております。
このため、建設省としても、ITSに関連する技術などの研究開発を積極的に推進するとともに、関係各国との密接な連携のもと、国際標準化活動に積極的に取り組み、我が国のITSを強力に推進する所存でございます。