入澤肇の発言 (国民福祉委員会)

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○入澤肇君 もう一つ、給付水準の第四点目でございますけれども、改正案によりますと給付水準が低下するんだと。要するに、今もらっている年金額が今よりも低くなるんだという印象を与えるような説明があるわけでございます。
 すなわち、連合の案によりますと、今回の改正によりまして厚生年金の報酬比例部分は五%適正化すると言っていますね、政府は。私は、この適正化という言葉がいいのかどうかわかりませんけれども、調整するぐらいの言葉の方がいいんじゃないか。本来、前の制度であればこれだけもらえるところを新しく制度の改正をしますと五%程度引き下げられる、手取り額が。それを適正化と言っているから何が適正化なのかよくわからないんですけれども、厚生年金の報酬比例部分は五%適正化するというふうに政府の案では言われております。これに六十五歳以降の賃金スライドの停止によりまして年金額が一〇%低下するんだと。年金額が一〇%低下するということが誤解されて、要するに今受け取っている年金額が一割低くなるんだというふうに受け取られるおそれがあります。
 この点についての厚生省の説明をもっと明確にやっていただきたいと思うんですけれども、一般の国民の皆さん方、私もそうでございますけれども、年金制度の仕組みが非常に難しいものですから、あいまいな、適正化だとかそれから調整だとか、あるいは引き下げだとかいうことを使いますと、今もらっている受益権がそのまま何割か減らされるというふうな誤解を招くんじゃないかと思うんです。これにつきましてひとつ丁寧な御説明をお願いしたいと思います。

発言情報

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発言者: 入澤肇

speaker_id: 13057

日付: 2000-02-03

院: 参議院

会議名: 国民福祉委員会