平野貞夫の発言 (選挙制度に関する特別委員会)
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○平野貞夫君 参議院クラブは、御承知のように、八名の参議院の会の人たちと五名の自由党所属の議員で構成されております。参議院の会は、その八名の中で六名の無所属の会とそのほかの二名という、こういう三つの構成になっております。
参議院クラブで選挙制度について一致している点は、斎藤議長の呼びかけで昨年来実務者会議等で議論してきました中で、自民党、公明党とともにつくり上げました案、これにとりあえずは賛成であるということでは参議院クラブとして一致した意見でございます。
そのほかに、参議院クラブとして、参議院の政党化の弊害をなくすべきであるということ、それから、そのために大幅にやはり参議院の定数を削減して本来の二院制の参議院本来のあり方に正すべきだという点では参議院クラブ全体として一致しておりますが、具体的な選挙制度等の一つの考え方としましては一致しておりません。
ただし、その中の五名の自由党員の考え方は、かつて参議院に平成会という会派があったときに提案いたしました、比例区を廃止する、そして五十二名減員して二百名とする、そして都道府県代表と広域ブロックで直接選ばれる議員で構成するという、この平成会でつくりました案を自由党の議員としては党の方針として現在持っております。
したがいまして、自民党、公明党、保守党、そして参議院クラブで一致しました現在の緊急避難としての案は、参議院クラブとしては、これをもってすべて了とするという内容ではございませんが、基本的な制度改革の流れの改革のごく着手、半歩である、半歩になるかどうかわかりませんが、という評価で一致しているわけでございます。衆議院が二十名減らしたからこちらも十名減らせという庶民感情も、これはもちろん大事でございます、わからないわけじゃございませんが、我が参議院クラブとしてはそういう一貫した参議院改革の中でこの問題をとらえております。
それからもう一点、椎名代表は先般出されました議長の諮問機関の参議院改革の構想を高く評価しておりまして、例えば参議院から大臣を出さないこととか、それから首班指名は参議院ではしないという根本的な改革について、一回参議院クラブとして勉強会を持とうじゃないかということを相談しております。
したがいまして、そういう根本的な問題はございますが、とにかく緊急避難的につくりました自民党、公明党、参議院クラブの案につきましては、せっかくまとめた案でございますので、よその党の方たちの御意見もあると思います、そういう意見も聞きながら、ひとつ大事にしていただいて、これを白紙に戻さないような形で、この国会は無理でございましょうから、なるべく早い国会でできるだけ円満に成立させていただきたいという思いを参議院クラブは持っております。
そういう意味で、ひとつ委員会等の運営につきまして委員長さんに慎重に行うようお願いいたしまして、意見表明といたします。