岩永浩美の発言 (農林水産委員会)
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○岩永浩美君 今後、ぜひ適切な措置をお願いしたいと思います。
そこで、過日、玉沢農林水産大臣から伺った所信について引き続き何点か質問をさせていただきたいと思います。
まず初めに伺いたいのはWTO次期農業交渉についてであります。
この交渉によって、我が国の農業のみならず、世界農業における今後の方向性までも一方に規定されると私は思います。昨年、シアトルの閣僚会議で、農業分野において日本とEUが連携して農業の有する多面的機能を主張する一方、アメリカやオーストラリアなど農産物輸出国が、農産物も鉱工業製品と同等に大幅な自由化を図るべきだと主張し対立しておりました。
しかし、その後EUは譲歩して、多面的機能の文言を閣僚宣言に盛り込むことにはこだわらず、実質的成果を目指すとの考えを示したと報道されました。そして、アメリカ、欧州との調整の結果をもとに、十二月三日に農業分科会議長が示した閣僚宣言案に事実上の多面的機能に当たる文言が織り込まれたものの、多面的機能の文言自体は消えていたと言われています。
そこで私が伺いたいのは、多面的機能というその一つの文言を一応支持してきていた日本、EUが関係強化を今までずっと積み重ね、図ってきたのに、なぜあの時点でEUが勝手に譲歩したかということであります。シアトルの閣僚会議に出席をされた玉沢農林大臣自身から、そのときの様子と見解を伺いたいと思います。