岩永浩美の発言 (農林水産委員会)
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○岩永浩美君 大臣が直接お出かけになってその場でいろいろな御議論をなさったこと、その一つの成果が多面的機能についてEU当局も少しは理解をし、かつまたそのことが削除されることはないという力強い御答弁でありますから、今後はぜひそのことを踏まえて、従来からの日本の主張が途絶えることがないようにさらなる努力をお願いしておきたいと思います。
限られた時間の中で、質問の項目を少し余分に出していてちょっと質問ができないかもしれませんが、二、三少し割愛をしながらお願いしたいと思います。答弁はできるだけ簡潔にお願いを申し上げておきたい。
次に、遺伝子の組みかえ農産物についてお尋ねをします。
昨年、新たな基本法案についてこの委員会で質疑が行われた際に、中長期的な世界の食料の需給の見通しについても議論されたことはもう既に皆さん御承知のとおりです。一昨年九月の食料・農業・農村基本問題調査会の答申で、「やがて世界の食料需給がひっ迫する事態も十分考えられる。」と明確に記述されています。
ところで、遺伝子組みかえ、いわゆる生体移植ではなく、生物の進化の一つの過程における変化だと私は認識をいたしております。将来的に世界の食料需給が飛躍的に拡大することが望めないとするならば、遺伝子組みかえによる農産物生産も有力であると私は考えます。
しかしながら、遺伝子組みかえの農産物について国民、国民というよりも消費者の皆さん方は認識のずれがやっぱりあるのではないのか、遺伝子組みかえ、すなわちそれは生体移植みたいな形の認識のずれがあるのではないかという強い懸念を私はいたしています。
遺伝子の組みかえによって、農産物の収穫、そしてまた自給率を上げていくために促進していく一つの手だてが遺伝子組みかえによる農産物の生産だと私は思っていますが、そういう認識のずれをどういう形で国民にPRしていくのか。国民の皆さんの理解を得るための努力を農林当局はまだまだ十分に行っていないのではないかという気がいたしますが、その件についてお示しを願いたい。