岩永浩美の発言 (農林水産委員会)

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○岩永浩美君 次に、義務教育が終了する中学校の生徒の進路指導が次の一つの担い手育成のためにも大変必要だと私は思う。現在の学校教育法において偏差値が絶対的な権威を持っていることは言うまでもありませんが、そういうふうな指導をしている一つの現場。
 そこで、間もなくそれぞれの地域で高等学校の合格者数が出てきますが、中学の進路指導の中で、高等学校の普通校を行く人を筆頭にして、次に商業高校、工業高校、そして偏差値がどうしても低い生徒を農業高校という序列が世間で幅広く通用していると私は思います。さらに、極論をすれば、その後の人生さえも決まってしまうと思う人たちが多いと私は思います。
 我々は当委員会に所属して農業問題を議論しているということではなくて、農業は食料生産の基盤であるという一つの誇り、自然循環機能を持っている生命産業という認識に立って、農業にいそしむ自負、誇りを持たなければ農業に従事するというようなことは大変難しいと私は思います。
 そこで、私は今、中学校における進路指導のあり方が、先ほど申し上げたように先生方みずからの考え方が偏差値に束縛されて、そのことで指導がなされてしまっている嫌いが多分にありはしないのか、あると言っても言い過ぎではないと思う。我々は、今から、個々の能力を発揮していく生徒指導を十分にしていくためには、それぞれの置かれている立場を十分に理解した教育があってしかるべき。その中学校の進路指導のあり方について、政府当局は二十一世紀に向けた新しい時代に向けてどんな姿勢をもって対処しようとしているのか、今までどおりの偏差値をそのまま推進していく教育なのか、示していただきたい。

発言情報

speech_id: 114715007X00220000314_020

発言者: 岩永浩美

speaker_id: 643

日付: 2000-03-14

院: 参議院

会議名: 農林水産委員会