玉沢徳一郎の発言 (農林水産委員会)
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○国務大臣(玉沢徳一郎君) WTOの加盟国が百三十五カ国に上りまして、そのうちの四分の三を途上国が占めるという状況でございます。したがいまして、やはり大多数のコンセンサスを得るということが大事になってくるわけでございますので、途上国に対する働きかけといいますのは今後ますます重要になってくるものと思われます。
したがいまして、我が国が主張しております多面的機能及び貿易ルールの確立等におきましては、できるだけ多くの国々に理解を求めるようにいたしておるところでございます。途上国の国々等も含めまして、多面的機能のセミナー等も設けましていろいろと今各国と話し合いをしておるというところでございます。また、三月、四月にかけまして途上国を訪れまして、農林省から派遣した職員によりまして理解を求めるように努力をしておるというのが第一点であります。
それから、同じような行動をとってまいりました多面的機能フレンズ国の中でEUは一番の考えが同じな国でございます。したがいまして、一月にEU、日本との閣僚会議におきまして、今後とも多面的機能について両国で共同しながら、OECDの概念規定等におきましても共同行動をとっていく、こういうことが確認をされたところでございます。
したがいまして、今後、我が国はWTOの交渉に臨むに当たりまして、まず公平で公正な貿易ルールの確立を図り、各国の農業が共存できるような国際規律を確立するため、食料安全保障を含む農業の多面的機能に十分配慮する、こういう観点から、貿易ルールの確定に向けて全力を挙げて努力していくことが大事であると考えているところであります。