筆坂秀世の発言 (予算委員会)

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○筆坂秀世君 私は、これは総理が党首討論で、一%、そして来年度一%、そしてその次がその倍加、そうして解消していくとおっしゃったからそれを聞いたんです。到底、今、宮澤大蔵大臣の答弁を伺ったって、そんな甘いものじゃない、それ自体がもう大変なんだということですよ。
 実際、私も若干の試算してみました。名目成長率が三%あるいは一・七五%、一般歳出の伸びが二%とゼロ%、四つのケースで、このままいけば、もちろんいろんな金利の変動もあるでしょうけれども、大体二〇一〇年度ぐらいまでにどういうことになるかと。調べてみましたら、やはり四つのケースどのケースを見ても国債費の伸びに税収の伸びが追いつかない、つまり借金がふえ続ける。そして、二〇〇七年度から大体九年度あたりには、今の推移でいけば国、地方を合わせた借金残高は、債務残高は一千兆円を超す、大変な規模になりますよ。本当にこれは絶望的になる。
 二兎を追う者は一兎をも得ずということをよくおっしゃるんだけれども、衆議院の公聴会に来られた神野東大教授は、そんなことはない、あれはアブハチ取らずだというふうにおっしゃったが、今の小渕内閣がやろうとしているのはそういうことだと思うんです。
 そこで、ここまで来た財政危機、これは総理の諮問機関である経済戦略会議だって、財政再建の見通しを示さないと経済の再建そのものにも大変な影響がある、こう指摘しているぐらいでしょう。これは真剣に考えないと景気回復だってままならない、こういうことにならざるを得ません。
 そこで、もちろん財政再建には歳出歳入両方の改革が必要です。しかし、中でも、国、地方を合わせて年間五十兆円という公共事業、これが総額六百三十兆円の公共投資基本計画のもとでやられている。この財政危機のもとでこれが今後もやられようとしている。これは今後もやろうとすると、二〇〇七年度、最終年度までやはり大体約五十兆円ずつやっていかなきゃなりません。この総額方式、総額先にありき、このやり方を改めるということに着手すべきだと思いますけれども、総理、いかがでしょうか。

発言情報

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発言者: 筆坂秀世

speaker_id: 4295

日付: 2000-03-02

院: 参議院

会議名: 予算委員会