宮澤喜一の発言 (予算委員会)
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○国務大臣(宮澤喜一君) その電話におきまして、青木官房長官から、小渕総理大臣の容体が容易ならざる事態である、総理大臣臨時代理は私がお引き受けをいたしますと、こういうお話がございました。それで私は、それはどうぞよろしくお願い申し上げます、御苦労さまですということをお答えいたしております。
私は、その背後の事情はもちろん存じませんでしたけれども、実は小渕内閣に一昨年の夏に入閣いたしますときに、恐らく小渕首相として臨時代理ということは当然旅行もされるからお考えになるであろう、そうすると、私は一番年かさでございますから私に御指名があるかもしれない。しかし、それは多分適当なことでないと思いましたので、古川官房副長官にあらかじめ総理大臣臨時代理のことはやはり官房長官がされるのがいいのではないかということを申し上げました。それは御遠慮があってはいかぬという気がありましたので、それで野中さんがなられました。
それで、内閣改造がございましたときにやはり私は同じことを考えましたので、多分古川さんにもう一度同じことを申し上げたかと思いますが、官房副長官はそれをよく御存じでございまして、青木さんが臨時代理に、総理外遊のとき、第一回か何かかと思いますが、なられていまして、私は、それは自分も多少経験があることでございますから、総理大臣と官房長官の関係というものはそういうものであろうと思っておりましたこともありまして、そういう話が青木さんから電話でございましたときに、それは御苦労さまでございますがよろしくお願い申し上げますと申し上げた気持ちの中に、それは当然そういうことであろうなということを考えましたことを覚えております。