原口一博の発言 (沖縄及び北方問題に関する特別委員会)

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○原口委員 大統領は、フットプリント、そういう言葉を使われて、足跡を少しずつ減らしていく、あるいはプレゼンスを減らしていく、こういうこともおっしゃったようでございますが、やはり私たちは、海兵隊の撤収を可能にするためには、米国政府に対して、グアム以東に海兵隊を後退させるという政治的な選択も、これは将来の日米関係を考えたときには大変大事なのだというプログラムを示していく、このことも大事なのだというふうに思います。
 私は、言葉だけが沖縄の痛みや沖縄の基地整理縮小というようなことで躍っているとはとても思いません。政府においても一生懸命なさっている。沖縄県においても、副知事さんがここに当選してこられましたけれども、県においても頑張っていらっしゃいます。しかし、具体的なプログラムなしには、それはやはり進まないのだということを申し上げなければいかぬ。
 また、アジアについても、今回の南北朝鮮半島の対談を見ていますと、やはり一つの大きな時代が幕をあけた、このことは確実に言えると思います。アジアについては、やはり私は、アジア全体が平和になるためには、まだ四つの大きな超えるべき課題を持っているというふうに思います。
 一つは、冷戦的な思考。右か左か、保守か共産主義か何主義かという、まだそういう思考がある。第二は、戦前の日本のさまざまな帝国主義に対する感情的な反発。第三は、今申し上げました南北朝鮮の問題。第四は、中台関係。中台関係については、やはり見逃せない、この問題は大変大事なところだというふうに思います。
 そういう意味でも、私たち日本がどういうスタンスでこの中台の問題について臨むのか、そこをはっきりさせなければいけない。アメリカのように、台湾アクト、台湾が武力によって侵攻されたときには何をやるかという国内法を持っている国。それと、我が国のように大戦のさまざまな多くのものを、遺産を処理しながら、戦後をまだ乗り切らなければいけない、そういう国とはおのずと対応が違うのだというふうに思います。
 そこで、さらに論を進めますが、私は、ではこの間のサミットを挟んだ沖縄県民の皆さんの状況はどうなったのか。沖縄の企業の倒産率、自己破産率、失業率、経済状況はどうなのか。また、沖開公庫の改正法、公庫法の改正をさきの国会で私たちは議論をさせていただきましたが、金融をめぐる状況は一体どうなっているのか。
 ここは大変大切な問題でございますので、今の状況についてつかんでいることを御公表をいただきたいというふうに思います。

発言情報

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発言者: 原口一博

speaker_id: 33724

日付: 2000-08-04

院: 衆議院

会議名: 沖縄及び北方問題に関する特別委員会