鈴木宗男の発言 (外務委員会)

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○鈴木(宗)委員 限られた時間ですから、簡潔に質問したいと思いますが、河野大臣、杉原千畝さんという方を御存じかと思います。
 私は、七月の三十日、岐阜の八百津町にお招きをいただきました。それは、杉原千畝さんの生誕百年祭の記念式典であります。
 あれは平成三年の十月三日でしたけれども、私は、たまたま外務政務次官として、リトアニアと五十一年ぶりの外交関係の回復、いわゆる国交を開くということで、政府特使として行くことになりました。リトアニアといえば杉原千畝さんだと思ってそれなりに勉強しておりましたら、杉原千畝さんは、訓令違反で外務省を去らなければいけない、その後外務省と一切関係を絶ってしまった、家族は何となく外務省に対していい気持ちを持っていないということを知りました。
 特に、奥さんの「六千人の命のビザ」というのは感動を受ける本であったと思うのですね。そこで、私は、行く前に解決しようと思って、十月の三日に飯倉公館に御家族を呼んで、外務省として正式に謝罪をし、四十四年ぶりに名誉回復をしたのであります。
 しかし、最近またとみに、この杉原さんの外交官としての人道的な決断はすばらしいものであったと内外から多くの称賛の声が聞かれたのであります。
 そこで、ことしは杉原さんの生誕百年であるということも一つの節目として、私は、ぜひとも外務省で、杉原さんに対する顕彰といいますか、すばらしい外交官がいたんだということを誇りに思うためにも、あるいはこれからの若い外交官に責任を持ってもらう意味でも、何がしかの位置づけをした方がいい、こう思っているのですけれども、河野大臣、どうお考えでしょうか。

発言情報

speech_id: 114903968X00120000804_008

発言者: 鈴木宗男

speaker_id: 34304

日付: 2000-08-04

院: 衆議院

会議名: 外務委員会