河野洋平の発言 (外務委員会)
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○河野国務大臣 私は、現在、日中関係はおおむねいい方向にあるというふうに思っておりますが、しかし、一部非常に懸念すべき部分もあると思っているのです。
その懸念すべき幾つかの部分のうちの一つは、今議員が御指摘になりましたこうした艦船の動き、つまり我が国周辺を中国艦船が動き回る、それもただ単に走り回るというのではなくて、調査活動が行われている、こういうことについては我々としては非常に問題意識を持っております。
したがって、私は、中国外交部長に対しまして、とにかく両国の友好関係を深めていこうというこの時期に、どうも理解しがたいこうした行動はやめてもらいたい、直ちにやめてもらいたいし、それから、その意図について説明ができるものなら説明してもらいたいということを申し上げているわけですが、中国側としては、どうもこれは外交部では直ちに説明し切れないような感じも、これは私の感じでございますけれども、受け取りました。もしそうであるなら、もう一度よく中国国内で調査をするなり話し合って、協議をして説明してほしいということをこの間は言ったわけでございます。
中国の外交部長としては、いろいろ話をなさるけれども、それは、水域が画定していない部分を走っているときには両国が話し合ってどこまでがどうかという話し合いをしましょうというようなことを言いますから、いや、そういうことと全然違うんだ、これはもう明らかに我が国の排他的経済水域の中を走っておる、こういうことについてはもうそういうレベルの問題ではないのだということを繰り返し先方に言いまして、先方からはそれ以上の的確な返事がございませんでした。
これは、私は引き続き中国とは話し合っていかなきゃならぬと思っておりまして、今月末に訪中をいたしますので、そのときにはかなり重要な話し合いのテーマだというふうに考えております。