谷口隆義の発言 (決算行政監視委員会)
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○谷口委員 公明党の谷口でございます。
まず初めに、大変お忙しい中、日銀の速水総裁、来ていただきましてありがとうございます。
この八月十一日ですか、金融政策決定会合、ゼロ金利政策につきまして、国民のみならず、市場関係者また企業も大変関心を持って見ておるわけでございます。どうも、きょうの状況を聞いておりますと、月例経済報告関係閣僚会議で大変な厳しい意見もあったというように聞いておるところでございます。
何回もこの問題につきましてお聞きして申しわけないわけでございますが、本日は、このゼロ金利政策解除についてお聞きいたしたいというように考えております。
ゼロ金利政策というのは昨年の二月からスタートいたしまして、一年半続いておるわけでございます。御存じのとおり、極めて異常な状態であるというように私も認識をいたしております。世界の中央銀行の歴史の中でも未曾有の事態になっておる、こういうような認識につきましては、私も同じような認識を持っておるわけでございます。
しかし、この一年半続いておるゼロ金利の状況、これを解除する場合の判断が、判断基準と申しますか、これがあるんだろう。一つは、我が国の経済状況が果たして今現在どういう状況になっておるのかということがまず第一点であろう。それともう一つは、金融政策のみならず、経済政策との整合性と申しますか、このあたりのかじ取り、金融政策また経済政策のかじ取りを見ていかなければいかぬ、こういうようなことでございます。
マスコミの情報を見ておりますと、日銀のゼロ金利政策の解除の判断は、一つは、デフレ懸念の払拭が展望できたかどうか、もう一つは、市場心理が落ちついたかどうか、こういうような判断でやっておられるというような報道がございました。
それで、お聞きいたしたいわけでございますが、総裁が八月七日の日に積極的なお話をされたようでございます。聞いておりますと、デフレ懸念の払拭が展望できた、展望できる状況に至りつつある、どうもこういうようなお話があったようでございます。
一方、その三日前の八月四日に山口副総裁のお話がございまして、お話を聞いておりますと、現状はまだ、そごうの民事再生法などで市場の不安心理に弾みがつくリスクがないかどうかモニターをしていく必要があるというような、いわば慎重姿勢を表明されたようでございます。
市場関係者には、総裁と副総裁の意見にどうも若干食い違いがあるわけでございまして、どうも歩調が一致してないんじゃないか、合ってないんじゃないか、こういうようなお話があるわけでございますけれども、速水総裁、このことにつきまして御見解、御所見をお願い申し上げたいというふうに思います。