植竹繁雄の発言 (建設委員会)
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○植竹政務次官 ただいま岩屋先生からお話がいろいろございました。特に公共事業罪悪論とか見直し論につきましては、私は、今お話の中にありました長良川の河口堰のことを考えれば、当時私は国土庁の政務次官といたしまして現地をつぶさに見、また検討してまいりました。その結果、あれに反対の意見もあったんですが、賛成の意見の中の方は、河口堰ができましてから漁業問題におきましても、かえって前よりも魚種がふえたり、それから潮が上がっていった場合の魚道の問題も全然関係なかった、むしろ効果があったということがあれば、それは罪悪どころかかえって有益であったということで、反対のための反対ではいけない、そういうふうに必要なものは必要であるというふうに考えていきたいと思います。
また、今日の景気の問題からしまして、地方経済は何といっても一番大きいのは公共事業でございまして、公共事業をやることによって地域経済が浮揚するという点からも、これは絶対必要かと考えておるところでございます。
特に道路の問題、今、大分県は山間部で大変なところだというお話でございますが、私は、道路は単に利便性ばかりじゃなくて、例えば中山間地で過疎地帯という場合には、なぜ過疎かということを考えますときに、これは医療の問題が充実されていないからそのために村から外へ行くということであるわけです。その点につきましては、道路というものが整備されてまいりますと、医療の問題もいけるということで、過疎対策にもなるわけでございます。
または、一日三時間以内で移動できるということを考えれば、例えば私、地元の例で恐縮でございますが、日光が世界遺産になりました。しかし、これは端の方でございます。南部の方ではなかなか行けない。しかし、これだけの文化的な遺産というものが地元にあるということでは、そういった文化活動にも非常に影響することを考えれば、いわゆる今までのような道路の利便性ということじゃなくて、これからは福祉、文化、そういう意味でも必要であるということは感じるわけでございます。
したがいまして、私は、今自民党で公共事業抜本見直し検討会というものがなされております。いろいろありますけれども、その経緯を踏まえまして、私どもでもって結果を、特に地方の状況などをよく勘案しながら対策を考えていきたいと考えておるところでございます。
なお、フォローにつきましては、またその都度よく検討してまいりたいと思います。