渡辺博道の発言 (文教委員会)
⚠️ コピーしたテキストを転載する際は、転載元URL(kokkai-data.com)および原典URL(kokkai.ndl.go.jp)を必ず残してください。発言内容の改変・出典削除は禁止です。
詳細は利用規約をご確認ください。
○渡辺(博)委員 ここに実は手紙が来ておりまして、
わたなべせんせいへ
こんにちは
わたしはしょうがっこうにねんせいオキョンハです
ほんとうにありがとうございます
きょうはろくがつにじゅうさんにちきんようびです
というような、こういった手紙が何通も私のところに来ております。
例えばもう一つ。
わたなべせんせいへ
こんにちは
わたしはしょうがっこうごねんせいシンヘジです。
さいきんてんきがあついでしょ?
ほんをおくってくださってほんとうにありがとうございます。
それではさようなら。
ろくがつにじゅうさんにち
このように、ごらんになれますでしょうか。
これは、実はことしの四月から韓国の日本語学校に日本語の教師として赴任された方から、日本語の勉強を教えるために何か材料がないですかということの依頼が私の方にありました。したがって、私は小学校一年生の国語の本をお送りさせていただきました。その結果のお手紙であります。
やはり韓国においても、このような形で日本語教育に積極的に取り組んでいるのです。そしてその結果、この子供たちは日本に大変興味を持ってまいりました。ぜひとも日本の小学校と交流したいんだ、そういう話が今出てまいりました。
ところが今、翻って、自分の国の中で韓国語を教えているような学校などというのが小学校で本当にあるのだろうか。各学校に尋ねてみましたけれども、やはり地元では、ありませんでした。
私は、これからの時代、まさに国際化と言われておりますけれども、日本はアジアの国家の中でどのような役割を担うのか、これは大事な時期に来ているというふうに思っておるわけであります。それは、二〇〇二年ワールドカップを一つの境にしまして、さらに日本としての重要なパートナーシップをとる国である韓国、この韓国との関係をより一層緊密にしていくことがこれからの日本にとって大変重要な役割であると思うわけであります。
この点については、まさに森総理が所信の中に述べております。「外交の新生」というところの項目でありますけれども、「歴史的な南北首脳会談など大きな動きが見られる朝鮮半島情勢につきましては、沖縄から発出されましたG8の力強いメッセージを踏まえ、米国、韓国を初め、関心を有する国々と緊密に連携しながら、北東アジアにおける新時代の到来に向け、全力を傾けてまいります。」そしてまた、日朝間の関係に関連してのお話でありますけれども、「国交正常化の達成、安全保障や人道上の問題を含めた懸案の解決に向け、最大限の努力を行ってまいります。そのためにも、新たな次元に達した韓国との信頼関係をさらに強化すべきことは申すまでもありません。」と、総理みずからが韓国との関係をより重要であるということを御表明しております。
したがって、私は、これからの日韓関係を二十一世紀においてより親密な関係ととらえるためにも、国家間の交流だけではなく、まさに草の根の運動が求められているのではないか、そのように思います。したがって、小学校のうちから、韓国の皆さん方の文化に親しむ、こういった教育の場が必要ではないか、そのように思っておりますが、大臣、いかがでしょうか、御所見をお伺いいたします。