村岡兼造の発言 (本会議)
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○村岡兼造君 ただいま、院議をもちまして在職二十五年の表彰を賜りました。議会に身を置く者として、この上ない光栄であり、感激でいっぱいであります。
この栄誉に浴することができましたのも、ひとえに先輩、同僚議員各位、郷土秋田の皆様、さらに友人、多くの方々の御指導、御支援のたまものであり、ここに衷心より厚く御礼を申し上げます。(拍手)
私は、昭和四十七年十二月の第三十三回総選挙に県議会議員から立候補して、議席を得ることができました。
当時、外交では、米ソ二大国の冷戦時代、日中国交回復、オイルショック等の変革期であり、国内にあっては、国土の均衡ある発展、格差是正、社会資本の整備等が重要な政策課題でありました。
以来今日まで、政治活動は三十数年の長きになりますが、その間、二度目の総選挙で落選し、自分自身を見詰め直す、苦しいながらも貴重な経験もいたしました。
それでも、皆様の温かい支えにより捲土重来を果たし、その後、建設委員長、党国会対策委員長、郵政大臣、運輸大臣、内閣官房長官、党幹事長代理等の要職を務めさせていただきました。
私は、二十五年の国会活動を通じて常に心にとめてきたことは、「事をなすには一利あれば一害あり」という考え方であります。いかに立派な政策や制度を推進しようとしても、完璧なものなどあり得ず、そこには弊害も出てまいります。そこで、できるだけそのよい面を引き出し、害を最小限とすることが政治家がなすべきことであるという考えで政治活動をしてまいりました。
私は、国会においては、長い期間、国会対策関係の仕事を担当いたしましたが、まさに与野党対立の激突の時代であり、困難な国会運営をたびたび経験をいたしました。
国会対策委員長として、混乱する国会を収拾するため、野党の意見に対し、信義を尽くし、誠心誠意耳を傾けることを心がけ、約束は必ず守ることを誓って、何回も各党を訪問し、各党の御理解を得て解決したこともたびたびでありました。
大変厳しい仕事でありましたが、過ぎ去ってみると不思議に懐かしい思いがいたします。議場内には当時の与野党の関係者もおられますが、皆様の御配慮、御協力に心から感謝を申し上げます。(拍手)
沖縄サミットも終わり、二十一世紀を直前に控え、いよいよ省庁再編、国会改革等新たな制度が実施されます。
景気は緩やかに回復に向かっているとはいえ、細心の注意が必要であります。少子高齢化の時代、年金、介護、医療等の国民の不安をどう解決するか、安全保障、教育改革、青少年犯罪防止、各種制度改革など全面的な見直しが必要であり、同時に迅速かつ国民にわかりやすい的確な政策が求められております。
まさに政治家が日本のかじ取りを主導し、国民の理解を得て政策を実行しなければなりません。そのためには、政治家はみずからの発言に責任を持ち、諸改革を実行し、新しい時代を切り開いていく勇気と決断が必要であります。
私は、本日の栄誉を機会に心を新たにし、誠意を持って政治課題に取り組むことをお誓いし、御礼といたします。(拍手)
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国務大臣の演説に対する質疑