斉藤斗志二の発言 (予算委員会)
⚠️ コピーしたテキストを転載する際は、転載元URL(kokkai-data.com)および原典URL(kokkai.ndl.go.jp)を必ず残してください。発言内容の改変・出典削除は禁止です。
詳細は利用規約をご確認ください。
○斉藤(斗)委員 次に、外務大臣にお伺いをいたしたいと思います。
二つお願いをしておったわけでありますが、一つは、今回、プーチン・ロシア大統領がデビューをされた沖縄サミットでございます。戦後日本の外交において、対ロシアそして北朝鮮、朝鮮民主主義人民共和国のこの問題が残されているわけでございますが、北方領土の返還並びに平和条約の締結、これはワンセットだ、一括だということで、昨日も御答弁が他の委員からの質問でございましたので、これはその旨了解をするということで、時間の関係で次の質問に進みたいと思います。
私は、日ロの交渉の最初の原点は、日露和親条約、一八五五年、私のかつての選挙区下田で結ばれたその条約にあるというふうに思っております。その中に、得撫島と択捉島の間に国境線を画定するという条項がある。これが原点であり、ここからスタートして、また原点に戻っていかなきゃならないんだという日ロの関係があるというふうに思っております。
私も、長編アニメーションをつくりまして、数年来ロシアで上映をいたしてきておるわけであります。一昨年はサハリン、そして昨年はサンクト並びにモスクワ、ことしはできればクロンシタットへ行きたいというふうに思っておりますが、概して感じられるのは、この日ロの関係について、また歴史的経緯について、国内においても、またロシア国内においても、さらに国際世論においても、まだまだ認識度が低いということだと思います。
先日、北方領土返還正当性を訴えるということで啓蒙書も出されておるわけでありまして、これはロシア国内の議員等々に対して約四千冊配付されるという、「日露平和条約締結への道しるべ」という安全保障問題研究会が発行したものでございますが、こういった地道な努力がもっともっと必要なんだというふうに思います。
北方領土返還並びに平和条約締結のための国際世論の喚起ということで、私ども日本はまだまだ努力が足りないと思っておりまして、ぜひとも外務大臣にはその点ただしておきたいというふうに思いますので、御答弁いただきたいと思います。