平林鴻三の発言 (交通・情報通信委員会)

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○国務大臣(平林鴻三君) 外国との比較で、我が国のITのレベルがどのような分野で進んでおり、どのような分野でおくれておるかということは我々も重要な関心を持っておるところでございます。
 御指摘のように、アメリカに比べておくれておる分野がございます。具体的には、先ほども御質問がありましたが、電子商取引の市場規模、これはアメリカとは随分差がございます。また、インターネット閲覧ソフトやパソコン基本ソフトなど、ネットワークの関連技術におきまして米国の技術が事実上標準化してしまっておる、いわゆるデファクトスタンダードになっておるというような現象がございます。これらの背景といたしましては、例えばインターネットやGPS、カーナビなんかに使われておりますが、そのようなものに代表される国防技術の積極的な民間転用がアメリカでは行われたというようなこと、また政府主導の情報通信振興策が積極的に推進されてきたことなどが考えられます。
 一方、我が国の方で進んでおるというところを考えてみますと、携帯電話や家電の分野、携帯電話の加入が既に固定電話を日本では超えております。また、テレビやDVD等におきましては高い国際競争力を持っておるというようなことで、さような面におきましては高水準にあると考えられます。
 これらの現状を踏まえまして、郵政省としましては、国際的におくれた状況にある分野につきましてはこのおくれを解消したい、それから得意な分野についてはさらに発展をさせたい、こういう観点から、予算的に申しますと、平成十二年度予算では、現在のインターネットをさらに高速化、高信頼化する、いわゆる次世代インターネットの開発、またモバイルや情報家電など我が国の得意分野を生かしたインターネットの総合的な開発等のプロジェクトを提案いたしまして、これがミレニアムプロジェクトとして採択をされたところでございます。今後、御指摘の点につきましてはさらに努力をしてまいりたいと考えております。

発言情報

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発言者: 平林鴻三

speaker_id: 4048

日付: 2000-08-09

院: 参議院

会議名: 交通・情報通信委員会