宮澤喜一の発言 (財政・金融委員会)
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○国務大臣(宮澤喜一君) IT問題が沖縄サミットの主題になるということが決定されましたところから、大蔵大臣が福岡において会合をいたしましたときに、首脳会議に対するレポートを我々の間でつくりました。
その考え方は、IT技術革命がマクロ経済に非常に大きな影響を及ぼすということ、殊にこの革命によって世界各国の潜在成長力を上昇させる可能性があるという認識で一致をいたしました。と同時にまた、そのようなITの進展に対して金融取引あるいは税制でいかに対応すべきかということ、それから、この革命に乗りおくれそうな各国に対するいわゆるITディバイドをどうするかといったようなことが議論になりまして、それらのことはそのまま首脳会議に報告されまして、首脳会議におきましてそのような認識を肯定するとともに、またディバイドについても考えなければならないという結論が首脳会議の合意として出されたわけでございます。
我が国としてももちろん、先ほどもごあいさつの中で申し上げかけましたが、来年度の予算編成をただいまいたしておりますが、いわゆる新生政策の中の中心になるITの問題につきましては、特別枠の中核になる四つの一つとして、各省庁におかれても将来に向けての政策をいろいろ予算要求の形で今検討しておられますし、恐らく総理大臣の直接の裁量によって決定されます新生枠の中で大きな項目として予算化されることになるであろうと考えております。