岩井國臣の発言 (財政・金融委員会)
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○岩井國臣君 次に、当面の財政運営につきまして大蔵大臣にお聞きいたしたいと存じます。
先ほどのごあいさつといいますか御説明の中にもございましたけれども、我が国の経済は、これまでの政策運営の効果が徐々に出てまいりまして、平成十一年度の実質経済成長率が三年ぶりにプラスになるなど、明るい兆しが見え始めてきておるというのは先ほどの説明のとおりであろうかと存じます。
しかしながら、これもちょっと説明がございましたけれども、業種や地域では依然としてばらつきがございまして、また雇用の問題もいろいろと心配な面がございますし、そして個人消費はなお厳しい状況にございます。そしてまた、私などは株価の動向なども大変心配になっております。
それから、第二のそごう問題、第三のそごう問題が発生する心配はないのか、そんなこともいろいろと心配になってくるわけでございます。
何と申しましても、小渕前総理のお考えを引き継いでいられる宮澤大蔵大臣でございます。先ほどの御説明で、公債発行はできるだけ圧縮して二十一世紀のスタートにふさわしい予算編成をやっていきたいんだという御説明でございましたけれども、ちょっと私の耳には、中立的なスタンスというよりもやや消極的な感じを、ニュアンスですから、そんな感じを受けるわけでございます。
そうではなくて、やはり株価の問題、第二のそごうの問題、第三のそごうの問題、そういったものがもう心配ない、そしてデフレ懸念も完全にこれでもう払拭された──デフレ懸念があるのかないのか、払拭されたのかどうかというようなところもいろいろと見方が分かれるところだろうとは思いますけれども、私なんかはいろいろな心配がまだ目の前にあるわけでございまして、そういう心配が完全に払拭されて景気が本当に本格的な自律回復軌道に乗った、そのように断定できるまでは、いろいろと統計上の数字が出てまいりましても、それはともかく、やはり小渕前総理の路線、積極的な財政運営というものを続けていくべきではないかというふうに思うのでございますけれども、先ほどの冒頭の御説明に関連いたしまして、その点、やや突っ込んでちょっとお話いただければ幸いでございます。