相沢英之の発言 (財政・金融委員会)

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○国務大臣(相沢英之君) 日債銀の譲渡に関しましては、既に御案内のように譲渡契約も締結されておりまして、八月一日にそれが実行されるということになったわけでありますが、この問題に関しまして、瑕疵担保条項等をめぐりまして必ずしも国民の間に十分な理解が得られていないというようなことがございましたし、また、当の相手方でありますところのソフトバンクグループからも、そごうと同様に国民の反発が強いまま船出したくないので一カ月延期してほしい、こういうような意向も伝えられましたものですから、八月一日の当初予定を一カ月延長いたしまして、九月一日に実行することにしたわけでございます。
 瑕疵担保条項の問題については、これも再々今まで国会で御答弁を申し上げておりましたが、ソフトバンクグループ等との交渉の過程におきましても、言うなればこれは日債銀を譲渡するところの条件になっているわけでありまして、いろいろな交渉があったわけでありますけれども、御承知のように、金融再生法には住専の法律のようにロスシェアリングの規定もございませんでしたし、また、引当金を積むということになると非常に莫大な金額になるということでありましたので、言うなれば費用最小化の原則にのっとりまして瑕疵担保条項を設定したわけでございます。
 そういうことでありますから、この瑕疵担保条項につきまして今ここで変更を考えるつもりもございませんし、また、もし仮にそのようなことを言い出しましてソフトバンクグループとの契約が破綻をするというようなことになりますと、また果たしてそれにかわるべき相手方が見つかるかという問題もありますので、このような点につきましての条件の変更等を申し出る考え等もございません。
 それから、金融再生法の改正問題でありますが、これは一昨年、私が衆議院における金融安定化に関する特別委員会の委員長を相務めたというので経緯もいささか存じておりますけれども、政府提案が否決をされまして、野党によりますところの案を中心として制定をされたといういきさつもございます。
 後から考えてみればいろいろ問題点がないわけではありませんが、いずれにいたしましても、この問題は現在、与党三党における金融のプロジェクトチームを中心といたしまして検討が行われている段階であります。この法律自体が三月末までということで期限が切られている点もございますけれども、いずれにいたしましても、この与党三党におけるところの審議の経過等を踏まえまして我々としてはその対応を考えたいというふうに思っているところでございます。

発言情報

speech_id: 114914361X00120000809_028

発言者: 相沢英之

speaker_id: 33795

日付: 2000-08-09

院: 参議院

会議名: 財政・金融委員会