保岡興治の発言 (法務委員会)
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○国務大臣(保岡興治君) 国井先生に就任に対する期待をいただきまして心から感謝を申し上げると同時に、またその職責の重大性を改めて心にとめさせていただきたいと思います。
法務行政の重要施策については今御説明申し上げたとおりで、その中でも司法制度改革に対しては述べたところでございますけれども、司法というものは近代国家の基本である法の支配というものを現実のものとする役割を担っておって、国民の権利の実現を図るとともに、国民の基本的人権を擁護し、安全な国民生活を維持するなど、国民生活にとって極めて重要なものでございます。
二十一世紀の我が国社会においては、社会の複雑多様化、国際化等に加えて、規制緩和等の改革によって事前規制型から事後チェック型に移行するなど、社会のさまざまな変化に伴って司法の役割はより一層重要なものになってまいっていると考えられます。
昨年七月、内閣に設置された司法制度改革審議会において、司法制度の改革と基盤の整備に関して必要な基本的な施策について国民的見地から二年間の調査審議が行われておりまして、有識者からの意見聴取、各委員及び法曹三者の意見表明などを経て、昨年の十二月には審議すべき論点整理が行われ、現在、本年中に見込まれる中間取りまとめ、これは秋に行われると聞いておりますが、そこへ向けて示された論点項目についての具体的な審議が鋭意進められていると伺っております。
法務省としても、司法制度を所管する省庁として今後ともこの審議会の審議に最大限協力してまいるとともに、司法機能を充実強化し、国民が利用しやすく社会の法的ニーズに的確にこたえることのできる司法制度を構築するため、同審議会の審議状況等も踏まえつつ、積極的、適宜適切な方策を講じて、来るべき新しい時代の要請にこたえてまいりたいと考えております。