津島雄二の発言 (予算委員会)
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○国務大臣(津島雄二君) 中島委員、大変大事な角度から物事をとらえていただいて、私も感銘を受けておりますけれども、基礎年金の国庫負担の三分の一から二分の一への引き上げ、そのことについては、もう御承知のとおり、ことし三月の年金改革法において「当面平成十六年までの間に、安定した財源を確保し、国庫負担の割合の二分の一への引上げを図るものとする。」という附則がございます。それはそれといたしまして、基本的に年金に対する若年世代の不安を解消し、年金制度の安定的な運営を図っていくということからいえば、これは必要なことでございましょう。
しかし、問題は、非常に大きな財源が要ることでございますし、それからこれまでの福祉行政あるいは社会保障制度の議論で一番反省点があるとすれば、いい方の話はだれも反対しないからそうだそうだとなるんですね。ところが、せんじ詰めると、最後は負担をだれがやりますかということになると、お互いに押しつけ合って、あっちが悪いこっちが悪い、あっちの政党が悪いということになってしまう。私はやっぱりこれは適当でないということで、今、総理のもとに置かれている有識者会議等におきましても、絶えずだれがどのように負担をするかという将来構想まで含めて選択肢のある姿を示し、これを国民的に議論をして、やはり国民全体が納得をして先へ進んでいくように私は考えていきたいと思っております。
委員の御指摘はそのとおりであろうと思います。