伊藤英成の発言 (安全保障委員会)

⚠️ コピーしたテキストを転載する際は、転載元URL(kokkai-data.com)および原典URL(kokkai.ndl.go.jp)を必ず残してください。発言内容の改変・出典削除は禁止です。 詳細は利用規約をご確認ください。

○伊藤(英)委員 質疑時間も余りありませんので、最後に提唱をしたいと思うのです。外務大臣としてどう考えられるか伺いたいと思うのですが、実は私はこの日朝交渉というのはますます大変になっていると思います。そして、日本の姿勢というものが多分ますます問われてくることになってくると思うのですね。そういう意味で、いかに日本が、交渉は非常にしっかりやらなきゃいけない、しかし同時に、ある意味では、日本としての積極的なメッセージといいましょうか、そういうものをしっかりと伝えていくことが必要だと思うのです。
 そのときに、今北朝鮮サイドにとっての重要な話は、私から見ますと、先ほどもちょっと触れましたけれども、経済的な問題、農業問題等も含めた、食糧問題を含めた経済的な問題をどうするのか。それから、順番はどちらが優先するかわかりませんが、北朝鮮にとっての安全保障の問題をどうするか。あるいはもう一つは、その体制ということもあるのでしょう。そういうことだと私は思うのですね。そのときに、いわゆる安全保障の問題とか経済問題というのがどんなに重要かということを、日本から見ても当然同じように考えられるはずであります。
 そんな意味で、今例えば四者協議という話が出たりいたします。これは、四者のみならず、さっき大臣も、日韓中の話が出ましたけれども、日韓中あるいはロシアの問題ももちろん、日韓米の話、もう片一方では中それから朝、ロシアというようないろいろな動きがあるわけですね。そういうことを考えれば、当然これは南、北、中、米それからロシア、日本の六者でちゃんと議論をするということが、信頼醸成という意味においてもその枠組みで進めていくことが重要だと思うのですよ。これは日本からもっと強くそういうふうに発信すべきだと思うということが一つ。
 もう一つは、今後の問題として、この北東アジアを、いわば北東アジアの経済圏構想というような形で打ち上げて、経済的にも相互依存関係をつくり上げていくかということがどんなに重要かと私は思うのですよ。
 そしてもう一つ、最後に、これで三つ目になりますが、これは先般の外務委員会でもちょっと私申し上げましたけれども、これからの交渉等々を考えてみてもそうなんですが、やはりピョンヤンと東京にそれぞれの連絡事務所を設置することも検討していく価値はあるのだろう、こう思うのです。
 そういう意味で、この三点についてどのように考えるかを伺います。

発言情報

speech_id: 115003815X00120001107_080

発言者: 伊藤英成

speaker_id: 6600

日付: 2000-11-07

院: 衆議院

会議名: 安全保障委員会