泉信也の発言 (運輸委員会)

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○泉政務次官 今委員から御指摘ございましたように、関西空港が近畿一円に大変大きな経済効果あるいは関西経済圏の浮揚に役割を果たすということは御指摘のとおりでございます。また、マスコミ等でいろいろな報道がなされ、多くの方々に御心配をおかけしておることも事実でございます。
 お尋ねのございました今後の見通し等につきまして少し御説明をさせていただきますと、いろいろな報道がなされておりますが、関西空港は開港以来、国際線につきましては、旅客も貨物も常にプラスの増加を続けております。絶対値で増加をしておるわけでございまして、特に国際貨物におきましては、過去五年間平均で約一九%というような大幅な伸びを続けております。
 また、国内旅客につきましては、九七年、九八年、若干減少を見ましたけれども、九九年度は再び増加に転じておるということでございまして、アジアの経済の停滞あるいは日本の経済の停滞等はこういうところに影響しておったのではないかというふうに見ておるわけでございます。
 空港会社の経営全般については、過日発表がございましたけれども、開港後間もなく、いわゆる創業赤字の状態であります。しかし、営業損益でいいますと開港以来ずっと黒字でございまして、一九九九年度は二百十五億円の黒字を計上させていただいております。
 一方、借入金に係ります金利等を含めた経常損益につきましては二百三十七億円の赤字となっております。しかし、償却前の損益は百二十二億円の黒字でございまして、元本の一部について償還が順調に進んでおるという状況でございます。
 今後の需要の見通し等につきましては、関空会社の経費の節減でありますとか増収努力、そうしたことと相まって、長期的には経常損益についても好転をしていくという見通しを持っておるところでございます。関空会社からは、遅くとも二期供用前年には単年度黒字に達する、二期供用以降も、かた目の需要予測をいたしました場合でも、二〇一七年には単年度黒字、そして二〇三〇年には累積損失の解消が可能であるという報告を受けておるところでございます。
 運輸省といたしましても、この会社の見通しを一つの見方あるいは分析と認識しておりまして、航空局長のもとに委員会を設けまして、経済の動向あるいは需要の見通し、そうしたことを踏まえて今後の二期工事の進め方などを検討してまいる予定でございます。

発言情報

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発言者: 泉信也

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日付: 2000-11-15

院: 衆議院

会議名: 運輸委員会