伊藤公介の発言 (建設委員会)

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○伊藤(公)委員 いただいた時間は十分でございますが、何か時間が押して六分ぐらいしかないというものですから、もう単刀直入に伺いたいと思います。
 大臣が首都移転などについては大変積極的な御発言をされて、私は東京を選挙区とする者として歓迎をしたいと思っています。特に私は、国土庁で仕事をさせていただいた立場から、終始一貫、首都移転には反対、しかし首都機能の移転には積極的にやっていくべきだと思っているわけでございます。大変大臣が率直に政治家としていろいろな問題に御発言もし、お仕事をされていることを私は大変うれしく思っております。大いに激励を申し上げたいと思いますが、限られた時間でありますので、私は一、二点だけ伺っておきたいと思います。
 きょうは法案のことも一、二点伺いたいと思いましたが、もう時間がなくなりましたので、私の主とする問題を指摘したいと思いますが、この東京を初めとして、都市が国際社会の中でどのような役割を果たしていけるか、私どもは今、大変大事なところに差しかかっているように思います。
 もう多くのことを申し上げている時間はありませんが、最近よく言われているケースでありますが、東京の国際会議が世界的な比較の中で減っている。ちなみに、私、昨年、一九九九年の国際会議を調べましたら、日本は二百二十回、アメリカは千二百二回、フランスが六百三十三回、イギリスが六百八回、ドイツも六百二回、イタリアでさえ三百八十四回ということであります。東京とソウルだけ比較をいたしましても、東京の国際会議が六十三回、ソウルは六十五回であります。明らかに私たちのこの東京の国際会議というものが少ないというふうに思います。
 それから、それは同時に、日本を訪ねられる外国の旅行者、観光客を含めた数を見ますと、日本は四百四十四万人、アメリカは四千八百四十九万人、フランス七百三十四万、イタリアが五百九十五万二千、シンガポールが六百九十六万人、マレーシアが七百九十三万人、隣の韓国でさえ、でさえというのはあれなんですけれども、韓国も四百六十六万人、中国は八百四十三万人などなどであります。日本は、改めて申し上げれば四百四十四万人であります。少なくとも、私たちのこの国を訪ねる外国の人たちが非常に国際的には低いということを指摘しなければなりません。
 なぜなんだろうか。私はさまざまな要因があると思いますが、例えばパリやヨーロッパ、かつて私はベルリンに二年住んでおりましたが、今その町に行ってみますとやはりこの町はいい、パリの街角に立つとどこを見ても本当にキャンパスのような光景が入ってくる。私は、東京はそうした美しい町並みが、ここがいいというところが少ないのではないかというふうに思うわけであります。
 そこで、さまざまな要因があると思いますが、一つは、私は空港の問題が大きな問題があると思います。
 今、恐らくきょうも、どうなったかわかりませんが、アメリカ大統領選挙のさなかでありますけれども、毎日世界の空港から世界の首脳が飛び立っています。地球は今二十四時間動いている時代であります。そうした国際化の中で、日本の国際空港成田は、十一時以降はいずれも離発着ができません。
 そこで、最近東京の石原知事が新しい滑走路の提案をされました。国にも要請をされたと伺っているわけであります。政府はどのようにこの国際空港に対して取り組んでいかれるのか、また東京都のこの提案に対してどう対応されようとしているのかをまず運輸省から伺いたいと思います。

発言情報

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発言者: 伊藤公介

speaker_id: 33876

日付: 2000-11-08

院: 衆議院

会議名: 建設委員会