北川正恭の発言 (国会等の移転に関する特別委員会)

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○北川参考人 首都機能移転と公共事業のお話を先ほど少しいたしましたが、発生主義会計で損益計算書だけでなしにさまざまなバランスシートを組んでみますと、今までつくり上げてきた国土で本当に有機的に安い国土構造になっているかといったら、そうではなしに、東京に今集中が集中を呼んで、例えば通勤時間なんかもどんどん延びてきておりますし、人口集積も行われている。こういった形で非常に高い国家構造というものをどう考えるかということを考えますときに、やはり国土構造のあり方というものをここで抜本的に、全国的な視野で見ていただければ必ず安い国家構造、国土構造につくり変えることができる。そういう二十一世紀なり二十二世紀に通用することを考えていただくというのが新全総の考え方であったはずでございますから、ぜひそのように考えていただきたいと思います。
 そして、公共事業が、私どもも随分苦労しまして、道路による評価順位というものも私どもは一応評価システムで考えましたが、道路と河川と砂防とどっちが重要かというようなこともできるだけ指標化して評価システムに入れて、そしてむだな公共事業はやめなければいけませんし、必要なものはどんどんつくっていくということから考えますと、単に、今必要だからフローで考える、交通ラッシュが起こったから道路を直すということだけでなしに、交通ラッシュのもとに起こったいろいろなソフトを、例えば出勤時間にタイムラグを設けるとか、さまざまなことまで考え合わせた上で国家構造のあり方というものをこの際考えていただき、循環型の社会構造にしていただいて、そして機能的に世界に通用する安い土地あるいは安いコストというようなことを考えていっていただければいいと思います。
 まだまだ社会的なインフラ整備はおくれている部分が地域によって、私ども三重県におきましても随分ございますので、それは必要なところへは必要な措置をしなければいけない、そのように思っています。

発言情報

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発言者: 北川正恭

speaker_id: 19536

日付: 2000-11-17

院: 衆議院

会議名: 国会等の移転に関する特別委員会