扇千景の発言 (災害対策特別委員会)

⚠️ コピーしたテキストを転載する際は、転載元URL(kokkai-data.com)および原典URL(kokkai.ndl.go.jp)を必ず残してください。発言内容の改変・出典削除は禁止です。 詳細は利用規約をご確認ください。

○扇国務大臣 おはようございます。風邪を引いておりまして、せきが出たら、お許し賜りたいと思います。
 有珠山の噴火災害を初めとします最近の災害の状況につきまして御報告を申し上げたいと思います。
 まず最初に、秋雨前線と台風十四号に伴う大雨でお亡くなりになられました方とその御遺族に対し、心から哀悼の意を表したいと存じます。
 また、有珠山の噴火、三宅島の火山活動、神津島、新島、式根島での地震、秋雨前線と台風十四号に伴う大雨により被害に遭われた方々に、心からお見舞いを申し上げたく存じます。
 有珠山の火山活動につきましては、噴火後六カ月余りが経過し、活動が低下しつつあり、これに伴い、噴火口周辺五百メートルの地域の二百二世帯、三百七十八人の方々を除いて避難指示が解除されております。
 現在、地元自治体では復興に向けた検討が進められており、復興方針を年内に、また、その方針に基づき、各市町村の具体的な施策を示す復興計画基本方針を今年度中に策定する予定であり、復興計画基本方針、この予定したものを、政府といたしましては、関係省庁一体となって可能な限り支援を行ってまいる所存でございます。
 三宅島の火山活動につきましては、山頂から多量の火山ガスを排出するなど、依然として活発な火山活動が続いており、予断を許さない状況にあります。
 これまで、三宅島の火山活動及び新島、神津島近海における地震活動により、死者一名、負傷者十五名のほか、降灰による被害、家屋、道路への被害が発生しており、三宅島につきましては、防災関係者を除く全島民が島外へ避難しております。
 政府といたしましては、九月十二日に監視観測体制の強化のため予備費から十四億円、九月十九日に災害復旧事業などのため公共事業等予備費から九十六億円の使用を決定いたしました。
 今後とも、住民の安全確保、避難者の生活支援等の緊急の課題に、東京都を初め地元自治体と緊密な連携をとりながら、政府一体となって取り組んでまいります。
 また、秋雨前線と台風十四号に伴う大雨による被害につきましては、愛知県を中心に死者十名、負傷者九十八名、全壊、半壊家屋約百戸、床上浸水、床下浸水約七万一千戸の被害となっております。
 政府といたしましては、自衛隊、海上保安庁等による救助活動、全国から排水ポンプ車約二十台を集結しての緊急的な排水対策、被災箇所の応急復旧、九市十三町への災害救助法及び被災者生活再建支援法の適用など、迅速な対応に努めてきたところでございます。
 私は、それぞれの被災地を災害発生直後早速訪れ、現地を視察するとともに、地元の要望をお伺いしてまいりました。
 災害地の復旧に向けて、政府といたしましては、関係省庁一体となって、今後とも迅速かつ適切な対応を行うとともに、災害対策に万全を期してまいりたいと存じます。
 ありがとうございました。

発言情報

speech_id: 115004339X00220001005_005

発言者: 扇千景

speaker_id: 27625

日付: 2000-10-05

院: 衆議院

会議名: 災害対策特別委員会