坂本剛二の発言 (商工委員会)
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○坂本政務次官 九八年六月に策定されました現行の長期エネルギー需給見通しにおいては、基準ケースと対策ケースを想定したところでありますが、原子力発電については、双方のケースとも、九六年度で三千二十億キロワットアワーであった供給量を、二〇一〇年度には四千八百億キロワットアワーまで増加させることを見込んだところです。
しかし、近時のエネルギー情勢を見ますと、需給両面において情勢の変化もございました。これらを総合的に踏まえた上で、一年程度の期間をかけてさらに幅広く検討を行っていくこととしておりまして、ことしの四月より総合エネルギー調査会における検討を開始したわけでございます。安定的なエネルギーの供給を実現するという基本的な目標を実現する観点から、需給両面にわたり幅広く検討を行うこととしております。
原子力につきましては、燃料供給や価格の安定性に加え、発電過程においてCO2を発生しないという環境特性を有しておりますので、原子力は引き続き我が国のエネルギー供給において重要な位置づけを有しており、今後も相当程度原子力に依存することになるものと認識をいたしております。
具体的なエネルギー需給見通しの策定は今後行われることになりますけれども、今後の検討に当たっては、こうした基本的な認識を踏まえつつ幅広い検討を行い、適切なエネルギー政策を構築してまいる所存でございます。