宮澤喜一の発言 (大蔵委員会)

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○宮澤国務大臣 本来、酒類小売業の免許制度につきまして、規制緩和が認識されておりました。いろいろこの問題につきましては、もう中川委員御承知のとおり、何十年と実は議論があったところでございますが、大蔵省としまして、規制緩和推進の三カ年計画を立てまして、それを進めてまいったところでございます。
 そこに至りますまでにも、申し上げるまでもなく、業界のいわば浮沈にかかわる問題であるということから、いろいろな意見の陳述も行われました。また、国会議員の皆様が、いろいろな形で議員さん方の懇談会を設けられたりもいたしまして、いろいろな御意見がありましたが、ともかくこの三カ年計画というもので進めてまいりました。
 最後の段階におきまして、これを円滑に進めるための環境整備が十分ではない、いろいろな観点から環境整備の必要があるというようなことの御意見が出てまいりまして、したがいまして、ただいま御審議いただいておりますこの法案も、その環境整備のための一つの措置というふうに私どもは伺っておりますので、したがいまして、その環境整備が整ったと。
 ほかにもまだ、先ほどもお話がございましたように、販売機の問題であるとかいろいろございますけれども、一番の中心のこの免許の問題というものにつきましての立法ができました場合には、本来、ことしの九月から実施をしようとしておりました措置は当然ただいま延期をされておりますので、明年の一月からでもこれを実施いたしたいと考えております。
 したがいまして、この法律ができますことによってさらに環境の整備が図られ、従来いろいろありました問題の一つが解決をするということになりますので、規制緩和措置に戻りまして、延期をされた状況にございますので、改めて明年一月から実施をいたしたい。
 大変難しい問題でございますので、一つは経済問題としての規制緩和ということでございますけれども、もう一つは一種の社会的な規制というものに当然関係をいたしますわけでありますので、その間の調和点を図るというようなことでの問題の解決に、ただいま御審議いただいております立法は役立つものというふうに考えております。

発言情報

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発言者: 宮澤喜一

speaker_id: 13804

日付: 2000-11-10

院: 衆議院

会議名: 大蔵委員会