宮澤喜一の発言 (大蔵委員会)
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○宮澤国務大臣 ただいまお述べになりましたような物事の考え方が伝統的に広く支持されておりましたし、また、行政もそれに従っていたしてまいりました。
それに対しまして、まさに致酔飲料ではあり、そして、非常に大きな部分を酒税が占めますから、酒税確保ということもあり、いろいろな意味ではそうではあっても、しかし、国民が広く嗜好する飲料であるということから考えると、今のような厳格な免許の付与というものはやはり問題があるのではないだろうか。
ただいまおっしゃいましたような理由はそのとおりであるし、さらに言えば、殊に青少年に対しては害毒を及ぼすというこれについてのはっきりした判断があるわけでございますから、今までのような一種の距離あるいは人口を基準にした規制そのものを、そうかといって、これをいつまでも維持できるか、そういう両論の中で、長期計画を立てまして規制緩和ということを図ってまいってきたのが実情でございます。
ただ、そうは申しても、やはり免許制度だけは残しておきませんと、今までおっしゃいましたような問題についての十分な答えができない、こう考えまして、ただいまのような行政、また規制緩和を考えてまいったわけでございます。
いずれにいたしましても、おっしゃることは、従来、伝統的に非常に支持者のあった物の考え方でございますから、かなりここまでに時間をかけましたし、また、ただいまのような環境整備も整ってまいりますならば、この程度の規制緩和ということは、両方のバランスの上で行政としては適当な判断ではないだろうかと考えておるところでございます。