渡辺好明の発言 (農林水産委員会)
⚠️ コピーしたテキストを転載する際は、転載元URL(kokkai-data.com)および原典URL(kokkai.ndl.go.jp)を必ず残してください。発言内容の改変・出典削除は禁止です。
詳細は利用規約をご確認ください。
○渡辺政府参考人 土地改良制度につきましては、今先生から御紹介があったようなことで作業を進めております。できれば次の通常国会にぜひ提案をさせていただきたいと考えておりますが、これまで政府部内では、かんがい排水審議会の中に土地改良制度の検討会を設けまして、そこで議論をいたしまして一定の整理をしております。本年の三月に御報告をいただきましたが、大きくは四点ございます。
一つは、今先生がおっしゃったように、新しい基本法で四つの理念が出たわけでございますので、土地改良事業の展開方向もそれに合わせたものにならなければならないという御報告であります。
それから二つ目には、環境との調和という視点も含めまして、これからは、混住化が進んでいる農村地域において地域社会とのかかわりが増大をしてまいりますので、土地改良事業を実施していく上で、この地域社会とのかかわりの増大への対応というのが二つ目でございます。
それから三つ目には、土地改良施設、水利関係だけでも資産評価で二十二兆円と言われておりますが、これはもう既に農業者、農村だけの施設ではなくて、地域全体あるいは国民的な資産でありますから、こういった土地改良施設につきまして適切な管理、保全を行っていくという視点が必要だろうということでございます。
四つ目には、事業の遂行の仕方でありますけれども、事業の決定過程を透明化するあるいは評価をきちんとやっていくということ、始めてから終わるまでの問題、途中でやめる問題、そういうことも含めまして公共事業を効率的に実施するという、この大きく四つぐらいの点について改正をすべきであるという御報告をいただきました。
各地に入りまして、現場の方々のお声もちょうだいしております。今作業を進めておりますので、次期通常国会に何とか改正案を提出したいと考えております。