松浪健四郎の発言 (本会議)
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○松浪健四郎君 こんばんは。皆さん、大分お疲れだと思います。
自民党の皆さんもぼろくそに言われました。森総理もぼろくそに言われました。御安心ください。我々保守党は体を張ってお守りいたします。(拍手)
私は、与党の一角を占める保守党を代表して、ただいま提案されております森内閣不信任決議案に対し、けしからぬと腹を立てながら、反対の討論を行います。
討論に先立ち、まず申し上げたいことは、この時期の野党の内閣不信任決議案提出は、国民生活や国内情勢をわきまえず、国際的感覚も欠如したものであり、余りにもばかげていて、適当ではないということであります。
野党が政府・与党との対決姿勢を示すため、内閣不信任決議案を形式的に提出することは当然あり得ることであり、その限りにおいて、私も理解できます。問題は、その時期であります。
今日、我が国経済は、立ち直りかけてはいるものの、いまだ個人消費を中心に一進一退の状態にあり、自律的回復の軌道に乗るか否かの瀬戸際の状況にあります。我が国経済の問題は、その影響の大きさから、ひとり我が国のみならず、その動向は世界が注目するところであります。我々は、日本発世界恐慌の引き金を引くことは断じてなりません。
今国会に提出している補正予算をきちんと成立させ、来年度予算を編成し、その速やかな成立を図ることによって我が国経済を一日も早く自律的回復の軌道に乗せることが、何よりも、何よりも重要であります。
また、来週の二十四日からは、シンガポールにおいて、ASEANプラス3の会談が行われる予定であります。日本、中国、韓国の三カ国の首脳が一堂に会し、経済問題、安全保障問題、北朝鮮問題、IT問題などが話し合われる予定となっております。この首脳会談は、東アジアの将来にかかわる重要な会談であり、日本のみならず、中国にとっても、韓国にとっても、極めて大切な会談であります。
さらに、来年の一月からは行政機構の大改革である中央省庁の再編が始まります。それが円滑にスタートできるよう事前の準備に万全を期さなければなりません。
このように、この時期は、我が国にとって大変大事な時期であり、政治休戦すべきときであると心ある政治家なら考えます。このような状況を全くわきまえず、内閣不信任決議案を提出した野党の姿勢は、我が国の置かれた状況を理解せず、国際的感覚を欠いた間違った対応であることを指摘しなければなりません。
また、野党はともかく与党の重大な責任ある立場の方が、野党提出の内閣不信任決議案から逃げ、欠席されたことは、その政治姿勢と人間性が問われる重要な問題であり、国民を欺く行為、まことに言語道断であります。連立を組む保守党として、このことを強く主張いたします。そして、その反党的行為を軽べつさせていただきます。
内閣不信任決議案反対の一つの理由は、森内閣に……(発言する者、離席する者多し)内閣不信任決議案反対の理由は、森内閣に失政がないということであります。明確な理由も論理もなく情緒で動く現状は、山本七平氏が言うところの「空気」の研究対象になるでありましょう。(発言する者、離席する者多し)