足立良平の発言 (経済・産業委員会)
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○足立良平君 今大臣のお話を聞いていまして、私も認識としてはそんなに違わないなというふうに正直言って思いました。
それで、新エネルギーというのはこれから、ある面におきましては今開発段階でありますから、それなりに相当政策的な支えというものをしていかないと、これは実際的には余り進んでいかないものだろうというふうに私も実は思います。
ただ、ちょっとこの点でさらに大臣に考え方をお聞きしておきたいと思うのは、今大臣もいみじくも御指摘になりましたけれども、経済性それから安定性に現在の段階では欠けるのではないかというふうに御指摘がございました。これは私も、まさにここが一番の新エネルギーの泣きどころなのではないかというふうに実は思っています。
例えば風力というのは、風が吹いているときにはそれなりの一応電力を発生する。これは、風というのは二十四時間同じ状態で、自然現象でありますから、それは考えることはできない。太陽光にしても、いわゆる夜間にしてもあるいはまた雨天にしましても、そういう点では考えることはできない。極めてこれは不安定ないわゆる電源であるというふうに一応考えておかなければいけないのではないかと。
そうすると、問題は、地球環境面からすると、これは日本の政策として一方では進めていかなきゃいけない。大臣が御指摘のように、そういう面では大変不安定であるということは、逆に言うと、バックアップ電源というもの、いわゆる安定的にそれをカバーする、例えば火力発電所にしてもあるいは原子力発電所にしても、そういうバックアップ電源が安定的な電源というものをきちんと一方では担保しておかないと、この新エネルギーだけに依存するということは実際的には私は不可能だろうと思うんです。
そうなってまいりますと、例えばこのバックアップ電源というのが簡単にいったとしましても、実際的には稼働率というのは相当低くなります。現実に火力発電所の今日の例えば稼働率というのは大変に低いわけですね。一般の企業で設備投資を行ったら、大体損益分岐点は仮に稼働率からすると大体七〇%から八〇%というのを前提にするんでしょうけれども、火力にしてもバックアップ電源的に見るとこれは大変に低い、効率の悪くならざるを得ない電源というものを一方で持たなきゃならない。ということになってまいりますと、この新エネルギーというものは進めていかなきゃならないという一つの大義名分と、そしてそれに伴って生じてくるであろうコストを一体だれがきちんと負担をしていくかという問題に実はなってくるのではないかというふうに思うんです。
したがって、そういう点を考えてみましたときに、このコスト負担というのを、これは例えば新エネルギーの場合には、今だったら電力会社が全部購入しなさい、しかもそれは大体販売価格に相当するような高い価格で購入するとか、いろんな議論があるわけでありますけれども、そういう点について、大臣としてどういうふうにお考えになっているのか、ちょっとお聞かせを願いたいと思うんです。