堺屋太一の発言 (交通・情報通信委員会)
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○国務大臣(堺屋太一君) ただいま委員仰せのように、日本が非常にすぐれている部門もございます。もともと日本はエレクトロニクスの産業分野では世界一の生産量と競争力を誇っておりまして、したがって、何となくコンピューターを使うような、小型コンピューターを使うような分野では日本は先を走っているんじゃないかと、こう考えておりました。
また、日本政府といたしましても、平成七年あるいは平成十年に改定いたしました高度情報通信社会推進に向けた基本方針など、いろいろと努力をしてきたことも事実でございます。
ところが、八〇年代の後半になりまして、OSの世界、基本ソフトの世界があらわれ、それでアメリカのマイクロソフトなどが先行するようになり、そして特に九三年にインターネットというのがあらわれました。インターネットは、パソコンを使うという意味では非常にエレクトロニクスと共通性が高いんですが、本来、日本が考えていた計算とか書類の整理、選択、あるいは機器の制御というような孤立したパソコンの使い方ではございませんで、ネットワークだと。このネットワークをつくるときに、日本は電話線という発想が強かった。このために大容量高速通信という点で立ちおくれてしまったというのが一番の現在のポイントだろうと思うんです。それに比べまして、アメリカあたりはCATVが普及していたとかそんなことがございまして、ネットワークの方、まさにITで非常に差をつけられた。
ITに絡んでまたいろんなそれに伴う技術でありますとかコンテンツでありますとかあるいはビジネスでの使い方とか、そういった点がたくさんございます。日本が二〇%少々のときにアメリカあたりが四〇、五〇%とこういきまして、あえて言いますと日本も昔金メダルをとってそれなりに日本新記録は更新しているんですが、オリンピック記録の方がうんと急速に上がっちゃったというのがインターネットの世界だろうと思うんです。
そういう意味で、日本もインターネット、特に光ファイバー等の超高速大容量通信の面でこのおくれを取り戻し、それに伴って普及、それからコンテンツをつくらにゃいかぬというのが本法案のねらいでございます。