中島啓雄の発言 (交通・情報通信委員会)
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○中島啓雄君 次に、民と官の役割について。あえて民と官と言わせていただきます。
法律の七条には、高度情報ネットワーク社会の形成に当たっては、民間が主導的役割を担うことを原則とし、国、地方公共団体は民間の活力が十分に発揮されるための環境整備等を行う、こうあります。
民間活力を基本にIT社会をつくっていくという考え方はごもっともでございますし、当然そうあるべきだと思います。国、地方の財政の現状から見ても安易に国に頼るというわけにはいかないと思いますが、さて具体論になると、民と官の関係というおのおのの役割分担を明快にするのがなかなか難しいと思います。どうしても、困ってくると民が官に頼る、それが今日の財政的困難を招いた要因にもなっているでしょうし、公共事業が膨らんだというような御批判の要因でもあると思います。
国の役割というのはいろいろ言われておりますけれども、契約その他最小限の制度的な枠組みを整備することと、あと経済学の教科書的に言えばいわゆる市場の失敗に対する対応といいますか、民間に任せたのではうまくいかない公共財の供給といったことに限定して、小さな政府を目指すべきではないかという考え方がありますが、そういった考え方も含めて民と官の役割分担、これはもっと一般的な課題として必ずしもインターネットだけに限らない話として、堺屋大臣の哲学を承らせていただければ大変ありがたいと思います。