畑恵の発言 (交通・情報通信委員会、経済・産業委員会連合審査会)

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○畑恵君 自由民主党の畑恵でございます。どうぞよろしくお願いいたします。
 私に与えられました時間が十五分ということでございまして、多少早口になるところをお許しくださいませ。
 さて、今回のいわゆるIT基本法案でございますが、インターネットに代表されるIT、確かにある意味で魔法のつえであると思います。なぜなら、この世のすべての営みというのは、政治や経済でも、外交や安保でも、社会現象あるいは化学反応などの生命現象、そして気象現象に至るまで、すべて情報のやりとりに帰結するということから考えますと、ITはこの情報のやりとりを革命的に進化させる、そういう道具であると思います。
 つまり、ITを利用すれば、必要な情報を必要な人やところに必要なときに必要な量だけ極めて迅速かつ低コストに届けることができますので、その結果として世の中を劇的に変化させることができる、構造変革を起こさせることができる大変有効なツールだと理解しております。その意味では魔法のつえと言える力をITは持っていると思うんですけれども、だからといってそれを振りおろせば必ず世の中が幸せになるかといえば、これは必ずしもそうではない。
 昨今のITブームの中で、まるでITの推進それ自体が目的のように誤解されている方が多くいらっしゃいましたり、あるいはITはあくまでツール、道具であるにもかかわらず、これは使いようによっては毒にも薬にもなりますが、これをとにかく多く使えばそれで世の中が幸せになる、あるいは世界が平和になると思っていらっしゃる方が多いのもこれまたしかりだと思っております。
 やはり、ITを使うことで何でもかんでも幸せにしてもらおう、受け身で幸せにしてもらおうというのはこれはナンセンスな話で、むしろITを人類の幸福のため、あるいは地球の平和、繁栄のために必ず使っていくんだという意思こそが今最も必要であって、その意思をしっかり国としても示す必要があると。やはり、本気で今、IT立国を日本が目指すのであれば、IT立国たる日本はインフォメーションテクノロジーをこのように活用してこのような国になりますと、そういう国家ビジョンというのをまず一番最初に掲げて、それに向かってITという道具を使うべきだと思うんですけれども、今回の基本法案の中でこのビジョン、骨格という核の部分というのはどういうところなんでございましょうか。

発言情報

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発言者: 畑恵

speaker_id: 23087

日付: 2000-11-27

院: 参議院

会議名: 交通・情報通信委員会、経済・産業委員会連合審査会