宮澤喜一の発言 (財政・金融委員会)

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○国務大臣(宮澤喜一君) ごもっともなお尋ねだと思います。
 国債であれ何であれ、これから新しい借金を政府関係機関になるべく生じさせないということが大事でございますが、今御議論の対象になっておりますのは既に借金が生じておる幾つかの機関についてでございますから、生じてしまった借金についてはどうかしなければならないという問題は、これはいつのときにか必ず出てくるわけでございましょう。経営体質を改善してそれをなくしていくことができればよろしゅうございますけれども。
 したがって、私が申しましたことをもう少し普通の言葉で申せば、将来、財政再建をして、本当に隠れ借金とかなんとかいうものを全部洗い出してその処理をするというのが財政再建の終局の姿だと思いますが、そのときにはぞろぞろあちこちから出てくるだろうということは、もう既に生じておるものについては想像ができるわけであって、それをどうするかということは長くない先の問題でございます。
 したがって、今私が、なるべく当面借金というものを、国債というものを減らしていきたいと申しますのは、今生じようとする債務についてなるべくふやしたくないと言っておることでございまして、既に生じておる債務あるいは回復できないような債務についてどうするかということは、財政再建上、極めて深刻な将来の問題だと思います。

発言情報

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発言者: 宮澤喜一

speaker_id: 13804

日付: 2000-11-27

院: 参議院

会議名: 財政・金融委員会