魚住裕一郎の発言 (選挙制度に関する特別委員会)

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○委員以外の議員(魚住裕一郎君) 存在意義、それからあるべき姿、そして良識の府、同じような観点から考えられるところでございまして、今、片山発議者が述べられたことにオーバーラップすることとなろうかというふうに思っております。
 第二院はなぜあるのか、第一院と同じ議決をすればその存在意義はない、あるいは第一院と違う議決をすれば反動になる。たしかシエイエスかだれかが言ったと思いますが、第二院というものはそういうふうに見られてきたところでございます。
 しかしながら、やはり第一院のみの議決でドラスチックに物事を決めていくということよりは、より丁寧に民衆、国民の意思というものを反映する制度、これが私は日本国憲法において二院制をとられた一つの理由ではないかというふうに考えているところでございます。
 それに見合った制度として、被選挙権が三十歳以上。四十歳以上がいいのではないかとかいろんな議論があったというふうに伺っておりますが、三十歳以上。また、解散なしの任期六年という制度になっているわけでございまして、落ちついた、そして良識ある議論ができる、これを目指しているのではないか、このように考えているところでございます。
 私も参議院の憲法調査会に入れていただきまして勉強させていただいているところでございますが、現憲法の審議をする際に、貴族院の議論が非常にハイレベルで、もう教科書、さらに参考書といいますか、そういうような議論をこの場でやっておられた姿を見まして、やはり理性的な、知性に基づく審議ができる、またそういうような人を選ぶことが必要である、そのための選挙制度にすべきであると。ですから、今回私どもはこの法案を提案しているところでございますが、より人物がわかるような制度にすべきである、このように提案をしているところでございます。

発言情報

speech_id: 115014596X00620001013_004

発言者: 魚住裕一郎

speaker_id: 33637

日付: 2000-10-13

院: 参議院

会議名: 選挙制度に関する特別委員会