大島理森の発言 (文教・科学委員会)

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○国務大臣(大島理森君) 先生はきょうはピンチヒッターで来ましたと冒頭にお話しされましたが、この参議院の委員会では、まさに生殖医療の研究の規制と、あるいは研究規制というのは逆に保護ですが、クローン個体とをどのように考えるかというのは、ある意味ではこの委員会の非常に大きな課題として延々と議論してこられました。
 今、平野先生から、かつての民主党案の提出者として、今修正案の提出者として来られて、二つの問題点を、今後大事だと思うというのを言われました。
 今、先生がお話しされたところのデータもありますが、データというのは全体を見て客観的な姿が見えるものでございます。その中には、一方において生殖医療を今規制すること、そのこと自体に、例えば他の生殖医療の規制の動向を見て行うべき、まずクローン技術を規制し、他の生殖補助医療の規制の動向を見て行うべきという人は約五%しかいないという数字もまたここにあるわけですね。
 平野先生は、この法律の見直しを五年から三年に修正しましたと、これはむしろ三年とも言わずに、科学技術がどんどん進化してまいりますから絶えずどうあるべきかということを考えなきゃならぬということが大きな問題ですと、こうお話しをされました。まさにそういうことを踏まえた上で、この生殖医療の世界というのは、国民的合意というものを考えながら、しかし一方さまざまな研究対応を考えながら、私どもは今本当にこれからの課題だなと。
 したがって、宗教観あるいは国によっての文化、伝統の違いもあるけれども、クローン個体だけはこれは絶対許してはならないし、急がなければならないという合意がある。したがって、まずそこだけは緊急に成立せしめようというのが私は共通した認識として今生まれてきていると思うんです。
 その後は放置してもいいというのではありません。放置していいというのではなくて、まさに生命倫理という問題は絶えずそういう視点から考えていかなきゃならぬよというのが衆議院での大きな私は各政党間の合意であったような気がしますし、そういう意味で、私どももそういう決意と、今後の運営に対する取り組む姿勢としてそうあらねばならない、こう思っておるところでございます。

発言情報

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発言者: 大島理森

speaker_id: 1754

日付: 2000-11-30

院: 参議院

会議名: 文教・科学委員会