田中眞紀子の発言 (外務委員会)
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○田中国務大臣 ここは何遍でも同じことを申し上げざるを得ないんですが、過去の発言も当然伊藤先生御了解の上で、納得なさっていないからお聞きになると思うんですけれども、私はお目にかかるつもりで楽しみにしておりました。ですけれども、ここの辺が言い方が上手に言えなかったもので、またメディア等を通じて叱責を買いましたけれども、本当に疲労の極限状態、総裁選挙が大変熾烈で、ほとんど寝食を忘れて全国飛んで歩いていて、そのままどどっと組閣になりまして、とまらない列車に乗っているような状態。そういう中で、本当に気分がすぐれない、気分というか体調というかトータルで、もう本当に寝不足でもあったし、しておりました。
それで、困ったな、どうしよう、でも健康のことを言うのは余りよろしくないという思いが政治家ですから基本にありましたし、最大限、どんなことがあってもお目にかかる、どなたであってもお目にかかる、これがオブリゲーションなんだという、自分の立場からいったら倒れてもしなければいけないことということはわかっておりました。
ですけれども、幸い、官房長官も総理も防衛庁長官も、それから我が方の副大臣、今、一人御出張中ですけれども、皆様がお会いになるし、実務の方も会ってくださると言われれば、言ってみれば、親書も総理がじかにお受けになるので、そんなにつらいんだったらば、調整はまだしているだけであって、コンファームしたものではありませんから大丈夫ですと言っていただけたので、それではちょっと体を休めることと、それから、外務省というのはオールラウンドでイシューがたくさんございますので、それをただレクチャーだけ聞いていて、はい横からと、こちらが疑問とか、私の従来の考え方を開陳する間もなく、消化不良で行くところは即トラブルが起こりますから、それを自分なりにちょっと整理をしておかないとつぶされるという思いがありまして、大学ノートを二冊持っていたので、それで国会図書館に行きまして、附せんをつけて、このテーマは何だろうかと、とにかく三十分ぐらい、ちょっと休みながらそれをいたしました。
幸いなことに、きのうでございましたか、アーミテージさんがワシントンで、自分が田中外務大臣と会談しなかったことが日本で波紋を呼んでいるが、米政府としては問題視しない立場を明確にしている、そして、むしろ小泉純一郎首相を初め多くの友人らとすばらしい会談を持ててよかったというふうに言っておられる。会談のときも、特にセットしてあるとは自分は承知していなかったし、外相が事前に会談に同意していたかどうかも自分は知らない。要するに、調整中であったということはしっかりアメリカ側に伝わっておりましたので、そのことをぜひ皆様に御理解いただきたいというふうに思います。