外務委員会

2001-05-18 衆議院 全229発言

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会議録情報#0
平成十三年五月十八日(金曜日)
    午前十時開議
 出席委員
   委員長 土肥 隆一君
   理事 河野 太郎君 理事 下村 博文君
   理事 鈴木 宗男君 理事 米田 建三君
   理事 安住  淳君 理事 桑原  豊君
   理事 上田  勇君
      池田 行彦君    金田 英行君
      小島 敏男君    高村 正彦君
      桜田 義孝君    下地 幹郎君
      虎島 和夫君    中本 太衛君
      原田 義昭君    宮澤 洋一君
      望月 義夫君    山口 泰明君
      伊藤 英成君    木下  厚君
      首藤 信彦君    中野 寛成君
      細野 豪志君    前田 雄吉君
      丸谷 佳織君    赤嶺 政賢君
      東門美津子君    柿澤 弘治君
    …………………………………
   外務大臣         田中眞紀子君
   外務副大臣        杉浦 正健君
   外務大臣政務官      丸谷 佳織君
   外務大臣政務官      小島 敏男君
   外務大臣政務官      山口 泰明君
   政府参考人
   (防衛施設庁長官)    伊藤 康成君
   政府参考人
   (外務省大臣官房長)   飯村  豊君
   外務委員会専門員     黒川 祐次君
    —————————————
委員の異動
四月二十六日
 辞任         補欠選任
  中本 太衛君     仲村 正治君
五月一日
 辞任         補欠選任
  仲村 正治君     中本 太衛君
同月七日
 辞任         補欠選任
  小島 敏男君     松宮  勲君
  野田 聖子君     高村 正彦君
  平沢 勝栄君     山口 泰明君
  水野 賢一君     米田 建三君
同日
 辞任         補欠選任
  松宮  勲君     小島 敏男君
同月十八日
 辞任         補欠選任
  虎島 和夫君     金田 英行君
同日
 辞任         補欠選任
  金田 英行君     虎島 和夫君
同日
 理事小島敏男君同月七日委員辞任につき、その補欠として米田建三君が理事に当選した。
    —————————————
四月五日
 女子差別撤廃条約選択議定書の批准に関する請願(川田悦子君紹介)(第一一三四号)
 同(中林よし子君紹介)(第一一三五号)
 米原潜衝突事故の行方不明者の救助、原因の徹底究明に関する請願(春名直章君紹介)(第一一五四号)
 外務省機密費疑惑の徹底究明に関する請願(石井郁子君紹介)(第一一五五号)
同月十三日
 女子差別撤廃条約選択議定書の批准に関する請願(水島広子君紹介)(第一二〇五号)
 同(北川れん子君紹介)(第一二三二号)
 同(赤嶺政賢君紹介)(第一三〇二号)
 同(石井郁子君紹介)(第一三〇三号)
 同(石毛えい子君紹介)(第一三〇四号)
 同(瀬古由起子君紹介)(第一三〇五号)
 同(中林よし子君紹介)(第一三〇六号)
 同(藤木洋子君紹介)(第一三〇七号)
 同(山口富男君紹介)(第一三〇八号)
五月十七日
 米原潜衝突事故の行方不明者の救助、原因の徹底究明に関する請願(大幡基夫君紹介)(第一六五五号)
 外務省機密費疑惑の徹底究明に関する請願(石井郁子君紹介)(第一六五六号)
は本委員会に付託された。
    —————————————
本日の会議に付した案件
 理事の補欠選任
 政府参考人出頭要求に関する件
 国際情勢に関する件

     ————◇—————
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土肥隆一#1
○土肥委員長 これより会議を開きます。
 理事の補欠選任についてお諮りいたします。
 委員の異動に伴い、現在理事が一名欠員になっております。この際、その補欠選任を行いたいと存じますが、先例によりまして、委員長において指名することに御異議ありませんか。
    〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
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土肥隆一#2
○土肥委員長 御異議なしと認めます。よって、そのように決しました。
 それでは、理事に米田建三君を指名いたします。
     ————◇—————
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土肥隆一#3
○土肥委員長 この際、田中外務大臣、杉浦外務副大臣、丸谷外務大臣政務官、山口外務大臣政務官及び小島外務大臣政務官から発言を求められておりますので、順次これを許します。外務大臣田中眞紀子君。
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田中眞紀子#4
○田中国務大臣 今般、外務大臣に就任いたしました田中眞紀子でございます。土肥委員長を初め委員の皆様方にごあいさつをさせていただきます。
 外交の要諦は、言うまでもなく、国益を守り増進することであります。私は、外務大臣として、我が国の安全と繁栄を確保し、国民の皆様の生命及び財産を守ることを最優先の課題として取り組んでまいります。その上で、我が国にとって重要な世界の安定と繁栄を確保するために、我が国が国際社会で占める地位にふさわしい役割を果たしてまいります。そのためには、できるだけ明確なメッセージを世界に向けて発信し、また確実な実行力を持って発信した内容を実現してまいります。
 私は、改革断行内閣として発足した小泉内閣の外務大臣として、外交の分野においても改革を断行し、日本外交に対する信頼を取り戻すため、全身全霊を挙げて取り組んでまいります。そのためには、外務省の自己改革がまず必要であり、先般の機能改革会議の報告を踏まえ、みずから具体的改革案の作成にかかわり、自分の責任において発表いたします。
 国民の目線に立ってしっかりと国益に基づいた外交政策を展開するためには、本委員会の御議論は極めて重要と考えております。委員各位の御指導と御鞭撻をよろしくお願いいたします。
 ありがとうございました。拍手
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土肥隆一#5
○土肥委員長 次に、外務副大臣杉浦正健君。
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杉浦正健#6
○杉浦副大臣 皆さん、おはようございます。外務副大臣に就任いたしました杉浦正健でございます。土肥委員長を初め委員各位に謹んでごあいさつを申し上げます。
 我が国は、国際社会の重要なメンバーとして、二十一世紀にふさわしい国際システムの構築に努力していかなければならないことは、申すまでもございません。また、田中大臣がただいま申し上げましたとおり、改革断行内閣として発足した小泉政権にとりましては、外務省の改革も重要な課題の一つであります。私としても、大臣に協力いたしまして外務省の改革に全力で取り組んでまいります。
 種々の外交案件が山積する中、私は、田中外務大臣を補佐し、外務副大臣としての職責を全うするため、全身全霊で取り組んでまいります。委員長を初め本委員会の皆様方の御指導と御協力を賜りますよう心からお願い申し上げ、就任のごあいさつとさせていただきます。
 ありがとうございました。拍手
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土肥隆一#7
○土肥委員長 次に、外務大臣政務官丸谷佳織君。
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丸谷佳織#8
○丸谷大臣政務官 おはようございます。引き続き外務大臣政務官に就任をいたしました丸谷佳織でございます。
 担当地域であります中東和平の問題、また文化交流、環境問題等、田中大臣指導のもと、全力で外務大臣政務官の使命を全うしてまいりたいというふうに思っております。
 土肥委員長を初め各委員の皆様の御指導と御協力を心よりお願い申し上げます。拍手
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土肥隆一#9
○土肥委員長 次に、外務大臣政務官山口泰明君。
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山口泰明#10
○山口大臣政務官 おはようございます。外務大臣政務官に就任をいたしました山口泰明でございます。
 我が国は、世界から尊敬され、信頼される国家にならなければなりません。そのための外交を積極的に展開し、外務大臣政務官としての職務を全うするため、田中大臣の指導のもと、誠心誠意努力、汗を流す覚悟でございます。
 委員長を初め委員の皆様の御指導と御協力を切にお願いいたします。
 ありがとうございました。拍手
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土肥隆一#11
○土肥委員長 次に、外務大臣政務官小島敏男君。
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小島敏男#12
○小島大臣政務官 おはようございます。このたび外務大臣政務官に就任いたしました小島敏男です。土肥委員長を初め委員各位にごあいさつを申し上げたいと思います。
 我が国が二十一世紀の国際社会において安全と繁栄を確保していく上でも、国際社会が抱える諸問題を克服して、よりよい世界の実現を目指す必要があります。そのためには、我が国としても、持てる力を活用して国際社会をリードしていかなければなりません。我が国がこうした役割を果たすために、田中外務大臣のもと、外務大臣政務官として職務を全うし、最大限の努力をしてまいりたいと思っております。
 なお、政務官の中では、私が特に本委員会を担当することになっております。委員長を初め本委員会の皆様の御指導と御協力をいただけますように心からお願い申し上げまして、ごあいさつといたします。
 どうぞよろしくお願いします。拍手
     ————◇—————
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土肥隆一#13
○土肥委員長 国際情勢に関する件について調査を進めます。
 この際、お諮りいたします。
 本件調査のため、本日、政府参考人として、委員桑原豊君の質疑に際し、外務省大臣官房長飯村豊君及び防衛施設庁長官伊藤康成君の出席を求め、それぞれ説明を聴取いたしたいと存じますが、御異議ありませんか。
    〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
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土肥隆一#14
○土肥委員長 御異議なしと認めます。よって、そのように決しました。
    —————————————
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土肥隆一#15
○土肥委員長 質疑の申し出がありますので、順次これを許します。伊藤英成君。
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伊藤英成#16
○伊藤(英)委員 民主党の伊藤英成でございます。
 今、大臣のごあいさつを伺いまして、大臣は、文字どおり外交の面におきましても改革を断行するというお話を、しかも国益の観点からという話をされましたけれども、ぜひ文字どおり改革断行を外交の面でもされますように、心から期待を申し上げます。
 まず、最初に申し上げます。
 大臣御承知かと思いますが、民主党はシャドーキャビネットならぬネクストキャビネットというものを構成しております。私が民主党のそのネクストキャビネットの外交・安全保障担当大臣、こういうことでやっているわけでありますが、今後たびたびこの場でも大臣と外交問題等につきましてまさに忌憚のない議論をしたいと思っておりますので、ぜひよろしくお願いをいたします。
 きょうは、幾つか大臣の考え方も伺いたい、このように思いますが、まず最初に、日米関係の問題について伺いたいんです。
 まさにアメリカの方もブッシュ政権ができました。日本も小泉内閣ができました。しかも、あたかも二十一世紀が始まったところですね。そういう意味で、改めてこれからの日米関係はどうあるべきだろうかという点について大臣の所見を伺います。
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田中眞紀子#17
○田中国務大臣 お答え申し上げます。
 私は、官邸での就任のときにもお話をして触れておりますけれども、日本の外交の基軸が日米関係であるということを信念として持っております。そして、ただ、これは二国間の問題だけではなくて、世界情勢もいろいろと変化しておりますから、国際情勢を含んだ幅広い対話を通じながらこの政策協定も含めて推進していきたい、このように考えております。
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伊藤英成#18
○伊藤(英)委員 本件についてまた今後詳しくいろいろと議論もしたいと思っています。
 今後の日米関係ということを考えながら伺うわけでありますが、今週の初めの予算委員会等でもたびたび議論されたことでありますが、ちょっと改めてこの場でお伺いをしたいんです。アメリカのアーミテージ国務副長官が来られた際の田中外務大臣との会談の問題について、大臣からは、予算委員会の場でも、会談については調整中であったんだよ、そして、決定されていたものをキャンセルしたんではないんだという話がいろいろありましたね。
 私自身は、アーミテージ副長官とも過去何度もお会いしたり、ちょうど一年半くらい前でしょうか、彼のアーミテージ・アソシエーツの事務所で、まさに二人で、アジア太平洋あるいは日本とアメリカとの関係はどうあるべきなんだろうか、あるいは日本の基地の問題についてもどういうふうにすべきなんだろうかということ等についてもいろいろ議論もしたりしたんですよ。あるいは、この間の二月のときに、宇和島水産高校の実習船が衝突、沈没した問題につきましても、ハワイとワシントンにも行ったんですが、そのときにもホワイトハウスやら国務省、国防総省にも伺った。そのときにいろいろ議論をした関係者は、これまたいわばアーミテージとは非常に近い関係の人ばかりという私の認識であります。そういう意味でも、いろいろと忌憚のない意見を、特に今副長官という立場であることを考えても、議論をする話は非常に有益であったんではないか、私はこう思うんですね。
 そういう意味で、ちょっと再確認したいんですが、調整中だったとか、いろいろな話があったんですが、外務大臣みずからアーミテージ副長官と会う意思があのときあったんでしょうか。
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田中眞紀子#19
○田中国務大臣 もちろんございました。もちろんございましたから、二日に、コリン・パウエル長官と電話でお話ししましたときに、あちらからは何もメンションがなかったんですけれども、私の方から、お会いすることを楽しみにしているという発言をしたぐらいでございますから。
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伊藤英成#20
○伊藤(英)委員 しかし、あのときに、官房長官とか副大臣とかそうした方、あるいは事務方との会談をアーミテージ副長官はされたりしていたわけですね。そうした人たちの日程が決まっていたのにもかかわらず、大臣のそういう意向があったにもかかわらず、なぜ決まらなかったんだろうかと、私、ちょっと不思議なんですよね。大臣の意を受けて官僚の方がしっかりと動かなかったのか、どうも大臣の意をよく理解していなかったのか、これはどういうことになるんでしょうかね。
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田中眞紀子#21
○田中国務大臣 ここは何遍でも同じことを申し上げざるを得ないんですが、過去の発言も当然伊藤先生御了解の上で、納得なさっていないからお聞きになると思うんですけれども、私はお目にかかるつもりで楽しみにしておりました。ですけれども、ここの辺が言い方が上手に言えなかったもので、またメディア等を通じて叱責を買いましたけれども、本当に疲労の極限状態、総裁選挙が大変熾烈で、ほとんど寝食を忘れて全国飛んで歩いていて、そのままどどっと組閣になりまして、とまらない列車に乗っているような状態。そういう中で、本当に気分がすぐれない、気分というか体調というかトータルで、もう本当に寝不足でもあったし、しておりました。
 それで、困ったな、どうしよう、でも健康のことを言うのは余りよろしくないという思いが政治家ですから基本にありましたし、最大限、どんなことがあってもお目にかかる、どなたであってもお目にかかる、これがオブリゲーションなんだという、自分の立場からいったら倒れてもしなければいけないことということはわかっておりました。
 ですけれども、幸い、官房長官も総理も防衛庁長官も、それから我が方の副大臣、今、一人御出張中ですけれども、皆様がお会いになるし、実務の方も会ってくださると言われれば、言ってみれば、親書も総理がじかにお受けになるので、そんなにつらいんだったらば、調整はまだしているだけであって、コンファームしたものではありませんから大丈夫ですと言っていただけたので、それではちょっと体を休めることと、それから、外務省というのはオールラウンドでイシューがたくさんございますので、それをただレクチャーだけ聞いていて、はい横からと、こちらが疑問とか、私の従来の考え方を開陳する間もなく、消化不良で行くところは即トラブルが起こりますから、それを自分なりにちょっと整理をしておかないとつぶされるという思いがありまして、大学ノートを二冊持っていたので、それで国会図書館に行きまして、附せんをつけて、このテーマは何だろうかと、とにかく三十分ぐらい、ちょっと休みながらそれをいたしました。
 幸いなことに、きのうでございましたか、アーミテージさんがワシントンで、自分が田中外務大臣と会談しなかったことが日本で波紋を呼んでいるが、米政府としては問題視しない立場を明確にしている、そして、むしろ小泉純一郎首相を初め多くの友人らとすばらしい会談を持ててよかったというふうに言っておられる。会談のときも、特にセットしてあるとは自分は承知していなかったし、外相が事前に会談に同意していたかどうかも自分は知らない。要するに、調整中であったということはしっかりアメリカ側に伝わっておりましたので、そのことをぜひ皆様に御理解いただきたいというふうに思います。
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伊藤英成#22
○伊藤(英)委員 お互いですが、大臣、激務ですから、健康は十分に気をつけていただけたらと思います。本当に、外交あるいは外務大臣は物すごく激務ですよね。ここにも外務大臣経験者も何人もいらっしゃいますが、私もそれなりに承知していると思っていますが、大変な激務。だから、ぜひよろしく御自愛の上頑張っていただきたい、こう思います。
 私自身は、いつも思っているんですが、先ほど申し上げたように、それはワシントンであろうがピョンヤンであろうが北京であろうが、台北まで含めてですが、あるいはこの間は韓国も参りましたけれども、問題があればいつもその当事者と直接話をして、いい方向に持っていこうという思いでやっている。私は野党でありますが、そういう感じでおりますし、もちろん、日本に来られたいわば外国の要人にもできるだけ直接会って話をしたい、こういうふうに思っています。ぜひまたよろしくお願いします。
 それで、今外務大臣は、アーミテージに本当は会いたかったんだよ、しかし、ありていに言うと、ちょっと体調もあるかもしれない、準備不足ということもあるからということだったと思うんですが、今この時点で、ああやはり会えばよかったかなという感じがあるか、あるいは、そのときはそういうことであったとして、できるだけ早く会いたいものだ、こういう感じをお持ちですか。
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田中眞紀子#23
○田中国務大臣 ぜひ早い機会にお目にかかりたいと思っております。
 ですけれども、会談の内容につきましては、この間の衆議院予算委員会で、ここもちょっと誤解をされているところなんですけれども、私自身も誤解して岡田克也先生の質問にお答えしたので、何もわかっていないんじゃないかと言われてしまったんですけれども、外務省側が長時間にわたって極めて実務的なお話をなさっていまして、その中でお互いにどのようなQアンドAがあったかということがなかなか上がってきておりませんでした。
 見るならこれをどうぞと電話帳みたいな膨大なものが来まして、それはこの時間の中でとてもやりくりできるものではないので、骨の部分を下さいと言ったのが、結局四時過ぎまで委員会の最中は来ませんでしたけれども、今回、きのうもきょうもよくレクチャーを聞きまして、それから、日米間の大きなイシューについては理解はしておりました。したがって、今度はアドバンストな形でお話し合いができると思って、ぜひ早くお目にかかる機会があればというふうに楽しみにいたしております。
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伊藤英成#24
○伊藤(英)委員 早く会って率直な話をしたいものだという意向なんですが、いつごろまでに、例えばワシントンに行きたいとか、そういうような気持ちはありますか。
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田中眞紀子#25
○田中国務大臣 今、具体的な日程は上がっておりませんけれども、双方の都合のよろしいときにというふうに思っております。
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伊藤英成#26
○伊藤(英)委員 双方の都合のいいときに会いたいということだそうでありますので、ぜひ早く会談をされるといいと私は思います。
 先般もアーミテージが来られましたね。彼が来たときにニューヨーク・タイムズの支局長にも会ってというか、支局長の単独会見があったようですが、そのときにも、日米関係あるいは日米同盟について、いわば米英と同じような感じに日米の関係を持っていきたいんだというような話から始まりまして、本当に日米間がどういう協力の仕方をするといいのかということ等についてもいろいろなことを話されたりしているわけですね。
 まさに日米関係というのが日本の外交上、あるいはこの辺のアジア太平洋ということを考えてももちろんなのですが、どんなに重大か、どんなに重要か。そして、今まさにどんどん動きつつあるといいましょうか、考え方を含めて動かさなきゃいけない時期であるということを考えれば、私はその必要性を一層感じます。
 だから、今お話しのように、できるだけ早く会いたい、そして双方の日程の調整ができればということのようでありますので、ぜひ実現していただければ、このように思います。
 それで、先般アーミテージが来たときに日本で会った方々にもいろいろお話があった話で、例のいわゆるミサイル防衛の問題について、いわばこれも、日本は重要だから、日本と協議をして、そしてその上でいろいろ事を決めていきたいよという姿勢で来られたんだと思うんですね。
 今までNMDあるいはTMDということで進めてきた問題についてでありますけれども、日本はTMD計画の技術研究について共同研究に参加をしているんですが、そのときに、私の理解では、NMDとは異なるから、TMDは我が国の防衛に必要なものであるから、こういう観点でTMDの共同研究にかかわってきたと私は思うんです。
 もしも、今言われているように、今までのNMD、TMDを含めたといいましょうか、いわゆる新ミサイル防衛構想なるものが提示されて、そういう構想が出ているときに、そのときに、我が国のTMDの研究と新ミサイル防衛のこの構想との整合性、これはどういうふうに考えますか。
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田中眞紀子#27
○田中国務大臣 日米の共同研究でございますけれども、開発ではなくてまだ研究ですね、これは、求められる技術水準というものに差があるというふうに思います。ですから、共同の技術研究を行ってはいますけれども、開発段階への移行、それから配備の段階への移行というものについては、別途判断した上で決定しなければならないという性格のものでありますから、我が国の防衛のためのシステムトータルということでもって考えなければいけないというふうに思っております。
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伊藤英成#28
○伊藤(英)委員 ちょっとわかりにくかったんですが、いわば、従来言われていたTMDだけですとある意味ではそれなりの説明はまたつくのかもしれませんね。今度はそうじゃないよ、いわば新防衛構想ということで、全部包含したような格好でやろうとしているわけだと私は理解するんですね。そうしますと、日本の防衛だけだからいいよということは必ずしも言えないかもしれませんね、いかがですか。大臣にお願いします。
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田中眞紀子#29
○田中国務大臣 日本のミサイル防衛問題というものが、軍備の管理ですとか軍縮努力を含む国際的な安全保障の全体の環境の向上に資する形で扱われていくということを望んでおりますから、米国が同盟国やロシア、中国などと十分に協議をすると表明もしておりますから、そういうことも歓迎しつつ進めていきたいというふうに思っております。
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