野田聖子の発言 (国会等の移転に関する特別委員会)

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○野田(聖)委員 自民党の野田聖子です。
 今の河村委員、余り仲よくはないんですけれども、納得することもあったので、ちょっと私の意見も申し上げたいと思います。
 一つは、首都機能移転というのが何で大切かというと、先ほどから、東京の状況も変わってきたじゃないか、だから、それによって見直しをしなければいけないという話があったけれども、一番大切なことは、やはり政治主導で国のあり方を決めていく、そういうリーダーシップを発揮しなければならないんじゃないか。
 人が、民間が流れをつくっていくのに、政治や行政が合わせていくのではなくて、中長期的なビジョンを政治がつくって、そこで進めていくという姿勢が、ここのところ、政治の中で欠けていた。首都機能移転というのはそれに対する一つのシンボルじゃないかなと思って、やはりきちっと積極的に進めていかなきゃいけないなと思っています。
 もう一つは、国会内のソフトのあり方。
 建物を変えればいいという話でもないかもしれませんけれども、国会改革というのを随分やってきたけれども、結局はまたどんどんもとに戻ってしまっている。一つは、この施設のあり方にも問題があるのかなと思います。
 例に挙げれば、本会議というのは非常にセレモニー化していて、一方的にみんなが趣旨説明を聞いて、そしておぜん立てされた人が質問をして、そしてそれに答弁をする、それを単にだらだらと三時間も四時間も座って聞いているということが果たしていい政治なのかどうか。ああいう形のあり方も考えなきゃいけないし。
 憲法によると、国会議員というのは、必ず登院してここに来てでしか議決権の行使ができないということがあります。そういったときに、今問題になっている育児の話で、今若い人たちがどんどん、橋本聖子さんを初めとして子供を持っているわけだけれども、彼女の場合は、産前産後というのは登院できないわけですね。そういうときに、国会議員としての権利である議決権を行使できないとか、そういういろいろな問題を今含んでいるわけで、そういうことを大胆に改善していくためには、国会の建物の機能そのものをある程度しっかりつくりかえていかないことには対応できないんじゃないかと。
 どうしても先例とか前例主義になっていて、もう一つの問題は、例えば委員会のあり方一つとっても、急に委員会が立つ、そして前の日に質疑者が決まる、そしてその質疑者の質問に対して役所が対応しなきゃいけない、見ると、深夜までこうこうと電気がついている。
 今、環境問題だ、エネルギーを大切にしようとか、環境負荷を考えようなんて言っていて、言っている張本人たちがそういうあしき慣習のもとでぶち壊しをしていれば、そういうことを含めたときに、システムを一新するためには施設も一新していかなきゃいけないんだ、そういうことはやはり重要じゃないかと私は思っています。

発言情報

speech_id: 115104298X00220010613_019

発言者: 野田聖子

speaker_id: 3059

日付: 2001-06-13

院: 衆議院

会議名: 国会等の移転に関する特別委員会