林省之介の発言 (国会等の移転に関する特別委員会)
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○林(省)委員 自由民主党の林省之介でございます。
私もこの委員会に初めて参加をさせていただきました。この委員会に所属することが決まったときに、まず真っ先に思いましたのは、たまたま私は第一議員会館のお部屋を借りておるのでございますけれども、真下に総理官邸が今どんどんと工事が進められて、いつできるのかわかりませんけれども、あんなに立派な、どでかいものをつくって、本当に政府は移る気があるんだろうかというふうなことを率直に思ったわけであります。総理はどうお考えなんだろう。恐らく小泉総理は、いや、それは前の人が決めたことだからというようなことになるのかもわかりませんけれども、いずれにしても相当な金のかかった立派なものができているわけであります。
一方、私も大阪でございまして、自分自身の経験の中で、あの阪神・淡路大震災。私は大学の教師をしておりましたから本をたくさん家に積んでおったのでございますが、およそ一トンある本棚が東西に一メーター、南北に五十センチずれておるんですよ。私どもなんか、震源地から見ればおおよそ五十数キロ、六十キロ近く離れているところでそうです。
我が国は災害列島でございますから、時々、ふっとするときなんですけれども、例えば大きな地震がいったら、まずおれの住んでいるこの赤坂の宿舎は間違いなくつぶれるわなと思います。首都高を走りながら、今阪神・淡路並みのものが来たら、恐らくおれは死ぬじゃろうな、そのときは運命じゃからしようがないぞという話を運転している者とたまにしながら、これは阪神・淡路並みだったらとんでもないことが起こるというのが東京のあちこちに見られるわけであります。
かつて、大手都市銀行のいわゆるオンラインの拠点は大阪にあったというふうに聞いております。しかし、阪神・淡路以降、これがどこに行ったのか私は知らないんですけれども、それぐらい大阪は地震も少なくて安全であろうと言われていた地域でございます。
いずれにいたしましても、時間帯にもよります。もちろん規模にもよります。しかし、仮に阪神・淡路並みの地震が起こった場合に、この東京は、場合によっては死者何百万人、そして首都機能としては完全に麻痺をする。まして食料自給率一%というような町であるわけですから、あらゆる点で大混乱が起こる。
それをある意味で緩和するためにも、首都機能の一部、だから国会等と書いてあるところが極めてみそだなと私は思っているんですが、何も国会本体そのものを持っていきなさいというわけじゃないわけですから、しかるべき機能を分散するという意味におきましても移転をすべきである、私はこのように考えるわけでございます。
とりあえず今思いつくところで申し上げました。また出てきましたら、申し上げることにいたします。