山本幸三の発言 (財務金融委員会)

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○山本(幸)委員 インフレでもないデフレでもないというのはトートロジーであって、定義とか説明にならないのですよ。ゼロ%とおっしゃった。数字が出てきて初めて議論になる。ではゼロ%が適切かどうかという話を次にやらなきゃいかぬことになるのです。
 では、CPIでゼロ%が望ましい水準かどうか。日本銀行の調査研究でも明らかになっているし、これは世界各国の実務家の間でも経済学者の間でも明らかになっているのですが、消費者物価指数というのは上振れするのです。それは、バスケットの構成が過去のものを使うし、そして最新の新しいものを反映できないし、技術革新とか、あなたが好きな流通革命とか、起こってきたものがすぐに反映されない。その結果、実際に統計的な数字として出てくる値は、現実の本当の実体の物価より上に出るのですよ。日本銀行の研究者の報告によれば、日本では大体〇・九%上振れする、アメリカでは一・一%上振れすると出ています。つまり、一%前後は上振れして出る。あなたの言っているように、CPIがゼロ%ということは、そういうことから考えると、実際はマイナス一%前後のところになるのです。
 あなたは先ほどゼロ%が望ましいと言われましたが、ではあなたは、実際のところではマイナス一%、つまりデフレの状況が最も望ましいとおっしゃりたいのですか。

発言情報

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発言者: 山本幸三

speaker_id: 386

日付: 2001-03-30

院: 衆議院

会議名: 財務金融委員会