橋本龍太郎の発言 (沖縄及び北方問題に関する特別委員会)

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○国務大臣(橋本龍太郎君) 確かに、今議員が御指摘になりましたような見方もあるいはできるのかもしれません。しかし、沖縄振興開発事業費につきまして内閣府で一括計上を行いましたのは、まさに各省の縦割りによる計上というものを排した、むしろこれを一括することによってそれぞれが関連を深く持ちます沖縄振興関連事業というものを全体的な把握の中で行うことが可能になる、そのような認識を持っているわけです。
 そして、その具体的な事業の執行になりますと、それぞれの事業分野に係る知見というものは関係各省がそれぞれ持っておられるわけですからその執行をゆだねる体制にいたしておりますけれども、これは、やはり事業の内容を熟知しておられる、性格を熟知しておられる省庁にお願いをすることが効率的な運営を図る上でむしろ適切だ、そのように考えました。
 あるいは、こうしたことを申し上げますと、それでは説明責任はどうなるんだということに問題が及ぶのかもしれません。私は、その執行官庁がそれぞれの事業の執行に一義的な責任を負われる、それ自身については、当たり前と言っちゃいけませんけれども、当たり前だと思うんですが、その上で内閣府の沖縄担当部局の立場から申しますと、その執行官庁への移しかえの手続を含めて、基本的に沖縄に関するそれぞれの施策の推進というものを取りまとめて注意を払っていくことができる、そして、そういう視点でこの問題をとらえていくのが予算計上官庁としてその役割を、責任を負うという点でも素直な形ではないだろうかと。
 私どもとしては、むしろ議員のお尋ねとは逆さになってしまうんですけれども、縦割りを排して一括計上をしたそのメリットは、連動する施策をともに眺めながら予算を組んでいくことができる、そして全体的な把握のもとに執行できるということはメリットではないだろうか、そのように考えてまいりました。

発言情報

speech_id: 115113895X00320010323_027

発言者: 橋本龍太郎

speaker_id: 24487

日付: 2001-03-23

院: 参議院

会議名: 沖縄及び北方問題に関する特別委員会