佐藤昭郎の発言 (外交防衛委員会)
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○佐藤昭郎君 よろしくお願いしたいと思います。
あと、長官が非常に所信でもこれからはこれはやっていきたいとおっしゃっておられた国際平和協力の活動業務、これなんかについても、やはり現場の部隊なり、実際PKOで現地に行っている方々からはいろんな声があるというのは御存じだと思います。
例えば、元陸将の志方俊之さんというのが本でお書きになっておられたんですけれども、自衛隊のPKOは今ゴラン高原だけですね、今行っておられるのは、平成八年から四十名ほど。中隊長はオーストラリア人、第一小隊がオーストラリア、第二中隊がカナダ、第三小隊日本だそうですよ。それぞれの小隊がやはり輪番で歩哨に立って、一体となって警備している。
しかし、今のPKOの参加五原則、この問題の海外における武力行使の壁の中で、自衛隊は、自分が攻撃された場合は守るための武器の使用はできるけれども、仲間の小隊、カナダ、オーストラリアが攻撃されたときは、やったら法律違反、憲法違反になるんですね。しかし、現実に現場ではそんなことは許されないですし、そういう軍隊としての機能はききませんから、これはなさるでしょう、自衛隊は憲法違反、法律違反するでしょう。だけれども、こういう現実の難しい問題点を現場にゆだねておる、これはある意味ではシビリアンコントロールを否定していく、やっぱり立法府の責任である、これは我々の国会でございますね、そういった点でもあるわけです。
したがって、こういった現場における問題点を、先ほど長官も大臣もおっしゃったようによく研究していただいて、そしてこれを解決しながら、国際平和協力業務に我が国が貢献できる道はどういうところに問題があるのか、どこを変えていったらいいのかということをやはり現場から、あるいは外務省の方から提起していただいて、政府全体として、これは憲法解釈の問題もあるかもしれません。改憲解釈というんじゃない、これは改憲じゃありませんから、憲法解釈の変更なり、あるいはそれをした上で国会でしっかりした法律をつくってこれをオーソライズしていく、こういったことが必要だと思いますが、そういった考え方についてどのように思われるか、長官と外務大臣に伺って、私の質問を終わらせていただきます。