西田恒夫の発言 (決算委員会)
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○政府参考人(西田恒夫君) お答えいたします。
御指摘のタイにおきますサムットプラカン下水処理事業につきましては、サムットプラカン県の水質汚染対策のため下水処理施設を整備するものでございまして、先生御指摘のとおりタイ政府、それに加えましてアジア開発銀行、それから円借款の資金によって進められているものでございます。本事業に関しまして委員御指摘のような問題が報じられていることは、私たちも承知をいたしているところでございます。
政府といたしましては、これまでも政府ミッションの派遣の機会などをとらえまして、本事業に関し、環境への配慮、住民との対話及び実施手続の透明性の確保が重要であることをタイ政府側に累次指摘してきたところでございます。
また、現在タイ側におきましても、本事業についての環境への配慮を徹底すべく、環境への影響、それに対する対応、モニタリングの計画などを取りまとめました環境管理計画を策定作業中でございます。現在、JBIC及びADBが外部の専門家を交えましてこの管理計画の評価を行っているところでございます。今後、タイ側においてはこの環境管理計画を公表していくという予定であるとも承知をいたしております。このような取り組みによりまして、本事業に関します諸課題につきまして、タイ、ADB、JBIC等が連携をいたしまして、地元住民の方々にも十分御納得いくような解決策が見出されるよう強く期待しているところでございます。
いずれにしましても、政府としましては、このようなタイ政府内における本事業に対する対応、ADBにおける対応等をも注視しまして、本事業の実施に対しては今後とも慎重に対処してまいる考えでございます。