竹中平蔵の発言 (決算委員会)
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○国務大臣(竹中平蔵君) 痛みが大きいか小さいかというのはまさしく判断の基準だと思います。マクロ的に見るとその数字そのものは今の失業率の母数から比べるとそんなに物すごく大きいものではないというふうに思いますが、当事者にとっては職を失うということは一〇〇%の痛みでありますから、その痛みという場合に、先ほどの私自身の言葉の不適切さも踏まえまして、大きな痛み、小さな痛みという議論はやはり注意しなければいけないのではないかなと思います。
ただ、数字そのものに関する議員の御質問に関しては、まず大前提として、これはこういう構造改革の中で労働市場にどのような影響が及ぶかということの正確な判断は非常に困難であるということの前提で、その上であえて幾つかのめどを出した場合に、例えばこれだけの不良債権を処理して、その場合にかかわっている従業員の数はこのぐらいであろう。これまでの例で言うならば、そのうち何割の方が再就職して、何割の方が労働市場から退出して、何割の方が結果的に失業しているか、そういう前提を組み合わせてみるとそのぐらいのめどが出てくる、そういう数字として申し上げている、あくまでも客観的な一つのめどとして申し上げているわけであります。